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アベッグ変奏曲:名前の由来とその意味

皆さん、こんにちは。今回は、昨日お話ししたシューマンの作品、アベッグ変奏曲の名前の由来についてご一緒に見ていきたいと思います。

アベッグ変奏曲の名前の由来は、実はロベルト・シューマンの想像の産物のようです。彼はこの名前の持つ響きに惹かれました。アベッグの綴りABEGGは、それぞれドイツ音名で、ラ、♭シ、ミ、ソ、ソの音の名前です。彼はその音をそのままつなげた音列をテーマにして、三つの変奏曲とカンタービレ、幻想曲風フィナーレからなる魅惑的な曲に仕立て上げました。

変奏曲という形式は当時一般的でしたが、シューマンはその中に自身の独自の幻想性を織り込みました。また、彼はテーマを意外なところに出現させるなどの遊び心を持った作曲技法を用いました。これらの特徴は、彼が初め書いた作品から既に自分らしさを表現する芸術家であったことを示しています。

以上、シューマンのアベッグ変奏曲の名前の由来についてのお話でした。次回もお楽しみに!レッスンにご興味がある方は、「ウィステリア・ピアノクラス」で検索して、ホームページからお気軽にお問い合わせください。


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