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ピジン言語

しばらく海外に行ってた生徒さんとしばらくぶりに再会しました。
Long time no see. というのは久々に会った人に使う挨拶ですが、よく見るとこの英語の文法はおかしいと思いませんか?
これはピジン言語(pidgin, pidgin language)というもので、現地で共通言語を持たない中で貿易を行う人たちの間で、互換性のある代替言語によって自然に作られた集団間コミュニケーションのための言葉なのです。
ピジン言語は大衆にはあまり受け入れられなかったのですが、ging gingという言葉だけはイギリスでplease, pleaseの代わりに、そしてイタリアでは乾杯のときに使われるようになりました。

それは、『The Geisha(芸者)というタイトルの喜歌劇(Sidney Jones作曲)』の中の「乾杯」のシーンでこの語が用いられたことに起因します。

イタリア人はging gingという響きをグラス同士がぶつかり合う音だと解釈し、一般的な乾杯でcin cinと言うようになったのです。しかし、本当はそうではなく、ging gingというのは中国語のqing(チン・請)という語(pleaseの意味)から来ているんですよ。




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