日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

ベートーヴェンの命日

3月26日はベートーヴェンの命日です。
この楽聖が56歳でこの世を去って200年近くの歳月が流れたということです。
ライプツィヒにあるマックスプランク進化人類学研究所という遺伝子の研究グループが、生前のベートーヴェンがどういった健康状態であったかなどを調べるため、彼の遺髪をかき集めてDNA鑑定してみたそうです。
そしてその結果が今月22日にカレントバイオロジーという学術雑誌に発表されました。
ベートーヴェンの難聴が20代後半から進行し、40歳代後半頃には生活する上で必要な聴力を失っていたという話は有名ですが、その他にも彼は、頻繁に腹痛や下痢に苦しんでいたことや、遺伝的に肝臓が弱かったことも明らかになりました。黄疸も二度経験しているそうです。
難聴の原因を鉛中毒とする話をときどき聞きますが、それは通説に過ぎず、ベートーヴェンの毛髪から鉛は検出されなかったとのことです。
結局、難聴を引き起こした原因については未だ迷宮の中なのだそうです。
彼が苦境にめげない不屈の精神の持ち主だったことは疑いの余地がなく、たとえば彼は耳が遠くなるとピアノの上に共振器を置いて音を増幅させて、音の波動を頼りに作曲を続けたことは有名ですね。割り箸のような棒を鍵盤の上に置き、それに耳をくっつけて音を聞き取ろうとしていたという逸話もあります。
偉大な作曲家に改めて敬意を表し、残された作品に触れることが出来る幸いに感謝したいと思います。




↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓
↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント