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防音対策グッズ

ご自宅でピアノを教えてらっしゃる先生と、防音対策についてお話しする機会がありました。
その先生は、グランドピアノの下部に、ホワイトキューオンなどの吸音材を設置してらっしゃるそうです。
その先生は、「楽器本体にピッタリくっつけるより、数センチほど隙間をあけた方が効果が高いような気がする」と仰いました。
その先生のお感じになったことは、私も体験しています。
私の教室では以前、現在の防音装置を導入する前は、「スーパーエコパネルGP」というグランドピアノの下部に装着する防音グッズを使用していました。
この製品には昇降台が装備されているため、楽器に密着させることも離すことも自在です。
購入当初は、「密着させた方がより吸音効果が高い」と思い込んでいましたが、使い始めてすぐに、「少し離した方が、音響だけでなく、音の減少に対する効果が高い」と気づきました。
(他の要素に左右されますので、全てのピアノがそうだということではありません。)
上記の先生は、小さいテーブルを複数個ピアノの下に置くことによって、それを実現してらっしゃるそうです。
しかしその場合は、その材質に気をつけないと、固体伝導が起きて、隣戸や階下に音が伝搬することがあります。
床や壁に接触する面積が広いほど、固体伝導は大きくなります。
ですから、昇降台をテーブルや花台で代用する場合は、床に直置きするタイプでなく、三点で支えるようになっているタイプを選ぶと防音効果が高くなります。
そうは言っても重いパネルをご使用になられる場合は、そういった三脚では支えきれなくなりますから、強度と制振効果を併せ持つ材質を選ぶ必要があります。
しかし、楽器本体に防音を施すことはやはり音質の劣化をもたらします。
したがいまして、当ピアノ教室では令和2年に部屋全体の防音レベルを強化することにより、楽器に付随する防音設備を取り除きました。
加えて、調音パネルをグランドピアノの下に敷きこんだことにより、音のバランスがすこぶる良くなりました。
壁の吸音材は自分で量の加減が出来るので、夜間の練習やコンサート前のリハーサルなど、目的によって異なった音環境を作り出すことが可能になりました。
その昇降台は現在使っておりませんので、運良くこのブログをご覧になった方で欲しいという方には格安でお譲りします。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。
ウィステリア・ピアノクラス (wisteria-piano.com)


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