日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

ウィステリア・ピアノクラス ♪WISTERIA Piano Class♪

  • マグノーティックス

    譜読みトレーニンググッズ「マグノーティックス」に、多数のお問い合わせをいただき、有難うございます。 活用なさっている生徒さんから、「習い始めた当初の楽譜を見ると、数ケ月で随分と上達したなあ・・・」という声を頂きました。(全日本ピアノ指導者協会≪ピティナ≫の「生徒の声」からご覧になれます!) 「添付ファイル」をお受け取りになれるPCアドレスからお申込頂けましたら、電子カタログをお送りさせて頂きます。 アドレスをお持ちでない方には、郵送にてご案内させて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さいね... 続きを読む

    2018年3月9日

  • Pipe dreams バグパイプを夢見た男

     楽器には、私たちを惹きつける不思議な魅力がありますね。  ここにご紹介するお話に登場するのは、バグパイプが欲しくて仕方なかった男性です。  次の場面は、一人暮らしの彼が、一緒に暮らしている猫を強く抱きしめたときに、猫がまるでバグパイプのような鳴き声を上げたところです。 ナレーター :「ウィリアムさんには、バグパイプを買うだけの余裕がありませんでした。しかし、彼は決して夢を諦めることをしませんでした!」 猫: 「痛いよ、ウィリアム!そんなに強く締め付けないで!ミャーオ!!」      ... 続きを読む

    2018年3月7日

  • 練習曲は必要?

    「音楽は好きだけど、つまらない練習曲が嫌いで困っている。好きな曲は弾きたがるが、進度がお月謝額に見合わない。」という他教室の生徒さんのお母様から、質問がありました。 まず、私は「子供さんが好きな曲を弾きたがるのは素晴らしいことだ」と申し上げました。 音楽はまず、「好きな曲に興味を持つこと」から始まり、「聞いて楽しむこと」を経て、「自ら演奏する達成感を味わうこと」に至るからです。 20世紀最大のピアニストと言われているホロヴィッツ氏は、所謂「練習曲」を殆ど学ばなかったことを、皆さんはご存知... 続きを読む

    2018年3月4日

  • 子どもの数は7と13!

    ヨハン・セバスチャン・バッハには、20人もの子どもがいたことは良く知られていますね。 彼は2回結婚しました。 生徒さんから時々「どっちが何人産んだの?」という質問を受けます! バッハのふた従妹にあたる最初の妻、マリア・バルバラは7人の子どを産みましたが、30代で他界してしまいます。 二度目の妻、アンナ・マグダレーナは歌手であり、13人の子どもに恵まれましたが、医療技術が発達していなかったことなどがあり、その多くは成人になる前に亡くなりました。 最も長寿に恵まれた次男、エマニュエル・バッハは... 続きを読む

    2018年3月3日

  • グラドゥス・アド・アインシュタイン博士

    「脳力開発」という言葉を、最近よく耳にしますよね。 そのためか、「アインシュタイン・ファクター」という書籍の売れ行きが、すこぶる良好らしいです。 その本の中に、「絶対音感の訓練や暗譜等の訓練によって「IQが永続的に10ポイント上がる」と書かれてあることを、皆さんはご存知でしたでしょうか? つまり、将来、音楽家になろうとなるまいと、音楽教育は長期に渡ってその人の脳に影響を与えるということになるのです。 「うちの子は専門家にするわけではありませんから。」といった理由で、ソルフェージュを軽視... 続きを読む

    2018年3月1日

  • ヴィンテージ vs 新品

    随分前の話になりますが、私はポリーニのリサイタルのチケットを買って、当日、演奏会場に行きましたところ、突然「中止」の案内をされました。同氏のリサイタルのキャンセルは知られたことなので、別段驚きませんでしたが、正直ガッカリしました。 その音楽ホール内で、別のリサイタルのチケットが先行販売されている様子でしたので、売り場に行ってみましたところ、「近日中に、別のホールでミケランジェリのピアノリサイタルが催される」という事が分かりました。 「ポリーニの代わりにミケランジェリの演奏会に行く」という... 続きを読む

    2018年2月28日

  • レインボーが消えちゃった?!

    先日、「マグノーティックスの基本カラーが、どうして赤と青だけになったのですか?」というご質問を受けました。 実は、一時期、「レインボーカラー」「マーブルカラー」などもご提供しておりましたが、「赤」と「青」(黒も)が視覚的に、「瞬時に認識されやすい」ということが分かりましたので、「学習性」という根拠より、現在は、これら二色でのご提供となっております。 また、ボードと音符チップの基本カラーを統一した方が、「インテリア性」の面でも美しいという声を多く頂いてきたことも理由のひとつです。 しかし... 続きを読む

    2018年2月27日

  • モーツァルト2世

    ヨーハン・ゲオルク・レオポルト・モーツァルト(Johann Georg Leopold Mozart, 1719年11月14日 - 1787年5月28日)は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのお父さんであることは、皆さんよくご存知ですよね? ピアノを習っている方は、楽譜の作曲者名の欄に、L.モーツアルトと書かれているのを見たことがあることでしょう。この人の最大の偉業は、息子ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart, 1756年1月27日 - 1791年12月5 日)に最高の音楽教育を受けさせ、その才能を育て上げたことと言われて... 続きを読む

    2018年2月26日

  • 外国の怖いお話・・・ An Italian Ghost Story…

     楽譜の中には多くのイタリア語が用いられています。それは、ずっと昔、活躍していた音楽家の多くが、イタリア人だったことに由来するのです。 それで、世界中の音楽家たちは、たとえイタリア語を話さなくとも、音楽の中に用いられるイタリア語を理解しているのです。それらを譜面の中だけでなく、実際の生活の中で使用される言葉として理解すると、曲に対するイメージが更に豊かなものになってゆきます。  さて、次の怖いお話にはいくつかの「イタリア語」が出てきます。各場面を絵画的に思い描いたり、台詞を声に出して表現... 続きを読む

    2018年2月24日

  • グランドピアノフェア!

    明日から、所沢市にある楽器店にて、グランドピアノフェアが催されるそうです。実は、そのイベントに招待されたのですが、残念ながらその期間中ずっとレッスンがあるので、私は行けそうにありません。 そこで、先日、近くを通りかかった際に、店にちょっと寄って来ました。すると、1988年製のベヒシュタイン他、スタインウェイ、ベーゼンドルファー、シゲルカワイなどの銘器が並んでいました。 フェアの前なので、調律と調整はまだ完成していないとのお話でした。 しかし、閉店間近に行ったにも拘わらず、店長さんが私のため... 続きを読む

    2018年2月23日

  • 『色たくさんカシューナッツ』と『黒だけピアノ』

    「どうしてピアノは黒いのか・・・?」 皆さんは、こんなことを考えたことがありますか? 実は、かつてのピアノは木目調だったのです。 19世紀前半までに製造されていたピアノの多くは、木目調でした。 18世紀にあっては、ピアノの上蓋や側板が、天使や植物などで彩られているものが多いですが、それは、「そのような装飾を通して、音楽以外の教養や趣味の高さをアピールする」という意図があったからです。 18世紀から19世紀にかけては、「金色の縁取りがなされる」など、装飾に手をかけたピアノも沢山作られました。 ... 続きを読む

    2018年2月22日

  • 「60粒の謎・・・」に迫る!

    17日のブログに、ベートーヴェンが非常に濃いコーヒーを好んだことを書きましたが、それに関して、ちょっと疑問に思うことがあります。 彼は、「一杯につき60粒のコーヒー豆を数えていた」と伝えられています。 60粒だと、平均で9gになりますが、標準的なコーヒーでは10gです。したがって、ベートーヴェンが「濃いコーヒーを好んだ」という史実と矛盾するのです・・・。 当時の欧州には、深煎りした豆が出回っていませんでしたから、細かく挽いた豆から時間をかけて抽出したか、或いは、トルコ式コーヒーのように... 続きを読む

    2018年2月21日

  • 洋梨 vs 和梨

    英国生まれの私の友人が、通りがかりの見知らぬ人に、「どこから来たの?」と尋ねられたそうです。それで、彼女が「イギリスです。」と答えたところ、不躾に「欧州の梨はマズいだろう。日本の梨は美味しい。」と言われたそうです! 気立ての良い友人は「その通りです。」と答えたそうですが、もし私が彼女の立場なら、「西洋の梨には音楽性があります!」などと、ワケの分からない反論をしたかも知れません。 その根拠ですが、「梨」と聞くと、私は真っ先に、エリック・サティのピアノ連弾曲「梨の形をした3つの小品」を思い浮か... 続きを読む

    2018年2月19日

  • 白 、それとも 茶色がお好き?

    「私は白い食べ物しか口にしない。卵、砂糖、削いだ骨、死んだ動物の脂肪、仔牛、塩、ココナッツ、白い水で調理した鶏肉、米、カブ、パスタのようなもの、ホワイトチーズ、コットンサラダ、多少の魚(皮は食べない)。」 上記は、アメリカの某雑誌社がエリック・サティに、「貴方のような立派な芸術家は、一日をどのように過ごされるのですか?」と質問した際、本人がた回答として書き送ったものの一部です。 これには次の文章が後続します。 「私はワインを沸騰させて、フクシアの花のジュースと混ぜて冷やしてから飲む。(... 続きを読む

    2018年2月18日

  • デカフェとアメリカンコーヒー

    昨日に引き続いて、食べ物の話題にお付き合い下さり有難うございます。 作曲家というと、私たちとはかけ離れた存在という気がしますが、彼らの食生活に興味を持つことで、偉大な音楽家がとても身近な存在に思えてくるものです。 まず、ベートーヴェンですが、彼がチーズとマカロニを好んだことは良く知られていますね。 彼はシンプルな味を好む傾向にあり、サラミ、スープ、卵、魚のほか、非常に濃いコーヒーが好きだったそうです。 私もコーヒーをよく飲みますが、アメリカンが好きなので、ベートーヴェンとはちょっと違... 続きを読む

    2018年2月17日

  • ピアノと環境 - チャペルでのレッスンより

    先日は、教会のチャペルにて、ピアノレッスンを行いました。 生徒さんはよく練習をなさっていたのですが、軽いタッチのアルペジオや速いパッセージで、どうしても音が抜けてしまうので、最初は弾き方の問題かと思いました。 しかし、レッスン中にそれが「楽器の問題であること」に気づきました。 それで、そのピアノを担当している調律師の方と連絡を取って、お話を伺ったところ、「もともとタッチの重いピアノで、そのメーカーのピアノは、調整によって変更できる幅が小さいこと」および、「設置場所の環境(温度や湿度)が... 続きを読む

    2018年2月15日

  • 音楽家の名前がついた食べ物!

    ピアノが好きな人の中には、料理が得意だという人が多いですよね! 私は最近忙しく、あまり作る時間がないのですが、基本的に、作ることも食べることも楽しいと感じます。 さて、今日は、作曲家の名前に因んだ料理をご紹介しますね。 いずれもこってりした料理で、さっぱり派の私は、正直あまり得意していません。でも、ちょっとだけ自己流アレンジを加えて、いつか挑戦してみようかな?と思っています。 Eggs Berlioz Tournedos Rossini Paganini's Ravioli torte à la Wieck 続きを読む

    2018年2月15日

  • 禁婚令に逆らって処刑・・・?!

    今日はバレンタインデーですね!私は、生徒さんからチョコレートを頂き、美味しさのあまり食べ過ぎてしまいました! ところで、この記念日となった「ヴァレンタイン Valentin或いはヴァレンティヌスValentinus( ? - 269年頃)が、キリスト教の聖職者であったこと」を、皆さんはご存知でしたでしょうか? 故郷に家族や恋人を残してきた兵士たちの士気が下がるとして、結婚を禁じた当時のローマ皇帝クラウディス2世に逆らって、男女の仲を取り持ったのが、当時、司祭の職にあったヴァレンタイン氏なのです。その結果、彼は2月14日... 続きを読む

    2018年2月14日

  • バレンタインデーを「ポコ ドルチェ チョコレート」で祝おう!

    明日は楽しいバレンタインデーですね!お店には、様々な種類のチョコレートが並んでいて、浮足立った人々で賑わっています。 実は、こんな名前のチョコレートを見つけました。クラシック音楽を愛好する人にプレゼントしたら、喜ばれそうですね! それは、「Poco Dolce Chocolate Tiles」という板チョコです。ダークチョコレートで、名前のとおり、甘さは控えめのようです。 名前からして「イタリア製」だと思ったのですが、ショップの所在地は意外にも、ケンブリッジとボストン、そしてニューヨークでした。 米国のグルメ... 続きを読む

    2018年2月13日

  • 火がついた・・・?!

    あっと言う間に、2月も中旬にかかりましたね。「新年おめでとうございます」と挨拶していたのが、つい先日だったような感じがしています。 まだまだ寒い日は続きますが、暦の上での「春」はもうすぐそこに来ています。暖かい季節が待ち遠しいですね! さて、ウィステリア・ピアノクラスでは、春のおさらい会に向けて、生徒たちの選曲を始めました。 ある男の子のお母様から、「子どもが帰宅するなり、まるで火がついたかのようにピアノに没頭しています!」とのご連絡を頂きました。 冒頭の部分を弾いてあげたのが、よほど... 続きを読む

    2018年2月12日