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良い響きにつなげるための指づくり

 本日は空気がひんやりとしてきて、秋らしい天候でしたね。そして、さわやかな秋晴れです。

 バスティンメソッド専属研究者の藤原亜津子先生の講座を巣鴨の東音ホールまで受講してきました。いつもお馴染みの「読めて弾けるようにする、音楽が人生の友となるように、自分が自分を教えられるように」といった3大基礎ルールをおっしゃいます。大目標に向かって1つ1つの目的をこなすレッスンの日々となるように、音楽の3要素(リズム、メロディー、ハーモニー)をピアノパーティーAの段階から学習させます。

 美しい手のフォームと動くエアロビ指の土台を作るために、いつも欠かせないのが先生が考案された数々のアイディア教具の使用です。このブログでご紹介されている、巾着袋のひもを通して先っちょに付けるループエンドで作られた、指のトレーニング用の玉ひも、バスティンレッスンや研究会では目玉となる手の運動機能を高めるための、250gのジャンボお手玉での体操、指番号の数字を読んで指を動かす脳トレーニングの指番号つみきなど、数多く紹介してくださいました。こちらの教具は私のブログでは「教具・レッスングッズ」の項目にあり、東音企画のオンラインショップでも販売されてます。

 テクニックの4本柱は、音階、和音、分散(アルペジオ)、スタッカートとなります。広い音域へ移動出来るようになるための指くぐり、ポジションを覚えて掴んでいき、音を短く切る方法としてパン粉をさっと払うかのように軽さや重さをかけて動かす技などを道具を使用して習得すると、演奏しやすくなります。

 音楽表現を目指す4つの心掛けは、強弱フレーズのかけ方、バランス、呼吸、重音の上の音を出す事ですね。ただ音を出すだけでなく、文章や言葉の抑揚を表現する時を思い浮かべて強弱フレーズをかけると、心のこもった印象が出ますね。メロディーライン、和音、ベースの役割を考えてのバランスの取り方、どのタイミングで呼吸するかはアンサンブルでは特に問われます。重音を奏でる時の上のメロディーラインがかすんでしまっては、もったいないものとなってしまいますね・・・。

 ピアノ演奏が上手な生徒さんを育てていくための、レッスンのDVDを視聴しました。入りたてのピアノパーティーAの生徒さんたち(年少組くらい)は、音名を学習するためにABCカードを順番に並べて「アルファベットの歌」の替え歌を歌ったりしました。指番号つみきをランダムに並べて数字を読んで、指じゃんけんをして1本ずつ指を動かす練習をしてました。ジャンボお手玉の感触に慣れていくために、何回か握ったりしてました。

 全12調を学習するために、書いて覚えていくのはもちろんの事、亜津子先生が監修された「みんな知ってる!!プレリーディング曲集」では、「いとまき」、「ぶんぶんぶん」、「ひげじいさん」、「ジングルベル」を必修課題として取り上げてます。子供たちが黒鍵を弾きたいと思う気持ちと、自然と楽しみながら移調が身に付くように、5本指ポジションを覚えて楽典的な事をそんなに考えさせない大らかな指導法が亜津子先生流ですね。

 これらの学習は大きくなった時、難しい楽曲を演奏する時の土台となります。楽典ワークブックも平行して学習すると、バンドを組んでセッションした時に音楽を楽しめるようになり、生涯の友となっていくのです。

 詳しくは、教室ブログをご覧くださいませ。


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