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リズムの数え方

 導入の生徒さんへのリズムの指導で、ふと感じた事があります。日本式のやり方では4分音符が「たん、たん」、2分音符が「たあーあん、たあーあん」、8分音符が「たたたた」といった数え方が主流ですね。しかし、このやり方でわからないという子も中にはいらしゃるのです。そう感じる子は、実は計算が苦手で頭の回転が遅いタイプでしょう。

 バスティン式のリズム指導においては、日本式の「たん、たん」とはずいぶん違ったやり方なのです。手を叩きながら4分音符は「しぶ、しぶ、しぶ、しぶ」、8分音符においては「はちぶ、はちぶ、はちぶ、はちぶ」2分音符は「にーぶーおんぷ、にーぶーおんぷ」、全音符は「ぜん・おんぷ・のば・そう」といったやり方なのです。これはリズムに乗って言葉を言うのがコツです。

 これを英語に訳すと4分音符は「quarter, quarter」、8分音符は「2-8ths, 2-8ths(2の8、2の8)」、2分音符は「half-note, half-note」、全音符は「hole-note-hold-it」となります。8分音符の「2の8」という言い方は、2つの8分音符がくっついているという理由があって、こう呼ぶのだそうです。2の8はちょっとお口が廻りにくいかと私は思うので、私自身は「はちぶ、はちぶ」でやっています。

 こちらがピアノパーティーAの英語と日本語版の同じページ同士での言葉の比較になります。

 こちらがピアノパーティーBで8分の6拍子(ブランコのリズム)の学習になります。3つの8分音符が出てくるところを「たたた、たたた」といった数え方が主流ですが、これは「さんーはちぶ、さんーはちぶ」といった数え方になります。4分音符と8分音符が一緒に出てくる時は「しーぶーはち、しーぶーはち」、付点4分音符は「ふーてんーしぶ、ふーてんーしぶ」となります。しかし、これらをもっと優しく楽しい言葉に直すと、3つの8分音符は「ゆらり、ゆらり(たかく、たかく)」、4分音符と8分音符のミックスは「ゆーら、ゆーら(もーっと、もーっと)」、付点4分音符は「ひゅー、ひゅー」となりますね。

 英語版では3つの8分音符が「3-ee-8ths, 3-ee-8ths」、4分音符と8分音符のミックスが「quar-ter-8th, quar-ter-8th」、付点4分音符が「quar-ter-dot, quar-ter-dot」となります。

 語学のお勉強もしくはリズムの新しい学び方となりますが、参考にしてくれたら有難いですね。

 詳しくは、教室ブログをご覧くださいませ。


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