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和声の学習

 本日は梅雨の間の晴れた日ですね!!そして、心もすっきりとしてきます。

 私は作曲専攻でして、音大へ入学する前に和声を学習しなければならないのです。問題を解いていくには、ピアノで弾いて音を確認したほうが楽曲のニュアンスがわかってきますが、入試ではピアノを使用せずに机の上で書いて、難解なパズルを完成させていくのです。そして、こちらが従来の和声の教科書で、私の青春時代の思い出が詰まっています。

 音大へ入学したら、器楽、声楽、音楽教育を専攻されてる学生さんには必修科目となります。基本的には、大学1年で1巻、2年で2巻を学習しますが、厳しくてレベルの高い音大では3巻の途中まで学習するそうです。和声を学習する理由としては、ハーモニーの構成や特徴を理解した上で楽器演奏されると、より一層音楽の奥の深さを知って美しい音色で奏でる事が出来るからです。しかし、悲しい事に和音進行や内声部などの共通音を動かさない事などの難しさを理由に、和声を苦手とおっしゃる人たちが圧倒的に多いのです・・・。音大の授業で、教授の先生の説明の仕方や理屈を知る事が難しかったりと、様々な要因がありますね。

 私は高2で和声を開始したので、作曲専攻の中ではかなり遅めだったのです。初めのうちは串団子のような和音進行のお勉強が長く続き、そしてそこからようやくメロディーへのコード付けの学習となるのです。コード進行のパターンを覚えていく上では基本の学習となりますが、重たくて難しいものをクリアしていけば、怖いものはありません!!やはり、小さいうちから初級教材の段階でコード進行の基本やソルフェージュを学習しておくと、後々作曲科へ入学したいと思って和声を学習した時に後悔しませんね。また、自由に楽曲を操って即興演奏も出来るようになります。

 ここ最近、従来の和声の教科書の内容を集約した、新しい教材が発売されました。私が学んできたものよりは少し手軽になりましたが、楽曲分析やポピュラー音楽のコードネームの世界に入りやすくした内容なのです。クラシック和声の世界で学んだ事は私の財産となってますし、英語音名を子供のうちに学習したのでそんなに苦にならなかったのです。初めのうちは難しいですが、音大卒業してからもう一度講座などで和声を学習し直す先生方が実に多いのです。手軽に和声の学習をしたいと思う人向けに、新しい和声の教科書を購入して指導しようかと検討中です。

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