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ソルフェージュ

 暑さが和らぎ、ようやく涼しくなりましたね。

 私のレッスンでは、ソルフェージュも指導しております。導入の
小さなお子様のレッスンでは、バスティン・ピアノパーティーシリー
ズのワークブック「聴音&楽典パーティー」で指導しております。
小さいうちから聴音をやるには、小学生のお子様と同じように音符
やト音記号を書いてやるのは厳しすぎるので、高い音や低い音を
聴き分けて絵に色塗りや丸付けをするやり方です。子供はお絵か
きや色塗りが大好きなので、楽しい聴音をやるには欠かせません。
また、歌を歌いながら楽曲の最後のリズムの部分だけを聴いて、
そのリズムだけを書く聴音の課題もございます。一方、楽典におい
ては音符、アルファベットや数字の書き方などをお勉強します。も
ちろん、初めてピアノを習う幼児のお子様には、右手と左手を見分
けて丸付けしたり、数字探しなど様々です。もちろん、歌ってピアノ
を弾く課題も盛り込まれております。

 大きい生徒さんへのソルフェージュでは、「聴く・書く・読む・奏で
る」の4要素を重要視しております。レッスンでやった聴音課題は、
清書用ノートに書いてピアノ演奏をして、それを今度は好きな調性
に移調して演奏するといったやり方です。聴音というのは、ただ単
に問題をやって答え合わせして終わるものではありませんので、
それを今度はピアノ演奏や歌うことによって、読譜及び演奏力をつ
けています。初めのうちは、リズムが優しい単旋律の問題を中心
に取り組みますが、徐々に声部を増やしていき、難しい問題も解け
るように数をこなしていきます。歌の指導においては、単旋律の課
題を初見で歌い、その後私から注意すべき所などを指摘します。そ
して、ハーモニー及びリズムを感じ取ってもらいたいので、私の伴
奏に合わせて歌い、単旋律と伴奏付きの時と、雰囲気の違いを
味わわせて、移調などをやって次の課題へ進めます。

 初見能力を身に付けるには、まず大譜表を見ていきなり弾くのは
難しいですね。私が普段のレッスンで取り組んでいる、片手ずつのア
ンサンブルで自分のパートをよく見て相手の音を聞きながら演奏し、
その後はパート交換をすると、自然と初見力がつくと私は思います。
スタジオ・ミュージシャンの世界では、初見演奏は当たり前とされて
ますので、その場で楽譜が渡されて、すぐに合わせて演奏できなけ
れば、生きていけませんね。

 これまでのお話しでは、音楽基礎能力がしっかりしてて、ピアノの
上手な子が育ってほしいといった、私なりの願いが込められており
ます。私自身、小さい時は決して良いレッスン環境に恵まれてなか
ったのですが、高1の時に今の師匠に出会ってレッスンを受けてか
ら、世界観が変わりました。こういった内容が、今の私を作り出して
レッスンにも生かされておりますので、音楽を継続して本当に良か
ったと思います。


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