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豊富なピアノメソッド

 一昨日は雨で気温が低めだったのに対し、昨日は夏日を記録する暑さでしたね。しかし、本日は平年並みだそうです。

 ここ10年ほどで、ピアノメソッドの種類が随分増えました。日本国内で出版されたものだと、「オルガンピアノの本」、「ピアノひけるよ!!ジュニア(シニア)」、「ぴあのどりーむ」「アキピアノ教本」などが有名ですね。一方、海外もの(アメリカ出身)だと、「バーナム・ピアノテクニック」、「トンプソン・小さな手のたものピアノ教本」、「グローバー・ピアノ教本」、「バスティン・ピアノベーシックス(パーティー)」などですね。しかし、昔から有名なのがフランスの「メトード・ローズ」に、ドイツの「バイエル」です。

 ここまでメソッドが多様化すると、先生方は何を選んでいいのか戸惑うと思います。私も教室を開いた3年前、まさにその気持ちでした。私が小さかった時、メソッドといえばバイエルかメトード・ローズが定番で、楽曲の傾向としては古典派のものが中心でした。しかし、男の子の生徒さんや活発な性格のお子様は、ただ椅子に座って古典派の楽曲を弾く事においては、相当苦手だったかもしれません。

 古典派の楽曲はコードが覚えやすくて音楽の基礎であり、テクニックを重視するものが中心です。毎日似たような楽曲を弾いてテクニックは身に付いても、真面目にやらなければ次に進めないといった雰囲気だったので、ピアノ嫌いになるお子様が多かったかもしれません。私も似たような経験をしたうちの一人です。日本のメソッドは楽譜通りに弾ける事を重視し、移調をあまりやっておりません。また、ワークブックにおいては創作など、子供の考える力を身につけるものが、少ないと思います。

 アメリカ出身メソッドにおいては、アルファベット音名で英語の言葉ゲームをやる問題があります。これは帰国子女や英会話をやってるお子様には有利ですね。バスティンでは5本指ポジションで色々な調性に移調したり、短い曲を創作するものもあるので、創造力が豊富になると思います。

 どのメソッドにおいても共通する事が、初めからト音記号で入るものが中心です。それだと線・間の認識や音名がわかっていても、どこにドやソの音があるのかといちいち数えてばかりになり、楽譜を見るのが億劫になって、結果としては読譜ができなくなるケースが多いですね。そうなる前に五線譜なしのプレリーディングから入るものが、今は注目されています。バスティンでは子供用ではもちろんの事、大人用の教本でもプレリーディングから入っております。手のフォームを作りながら読譜力も身に付くので、ピアノをやって良かったと思える事ばかりです。

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