日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

学びの原動力

まだまだ梅雨が空けてませんが、台風が関東に近づいてるので皆様も気をつけてくださいませ。

 私は師匠の佐々木邦雄先生に師事して、20年の月日が流れました。当時は高1でしたが、ピアノを再スタートしてソルフェージュ、楽典を同時に学び、そして和声と作曲も学ぶようになったのです。もし先生と出会わずに師事していなかったら、音大入学はしないで別の道を歩んでいたでしょう。

 5月中旬に、佐々木邦雄先生と妻の恵子先生がこれまでの30年以上のレッスン経験や指導法について、「ピアノを弾くための音楽の見方~アナリーゼから演奏表現まで~」という名前の本を出版しました。ご夫妻の門下生なら、普段のレッスンから言われ続けている事がこの本にぎっしり書いてあるので、音楽を専門にされてる学生さんのみならず、音大を卒業されて講座で学ばれてるピアノ講師の先生方にもお勧めです。

 私はこれまで、佐々木ご夫妻がレッスンで語ってきた内容を中心に、このブログで発信してきました。音楽職業人として、これは基本だろうと思う事がぎっしり濃密に詰まっていて、学生のうちからレッスンで学んできた事がプロの世界では当たり前のようになっているのです。「ソルフェージュ」、「アナリーゼ(楽曲分析)」、「大切な事」、「一つお勉強になった事」、「作曲・編曲」などのカテゴリーに沢山書いてきました。

 いくら小さなお子様のお稽古事でピアノ指導をするにしても、聴く力、楽曲のフレーズ、コード、構成、調性感、リズム、メロディーラインの動き方などを知っておかなければ、生徒さんを良い方向へと導く事は難しいと思います。これがこそが、演奏表現力のない子を生み出す原因にもなります。子供だからといって、ただ音を覚えて楽譜の情報に書いてある通りに弾くだけのレッスンでは、年を重ねるにつれ飽きてきて大きくなればピアノはこんなもんかと思って、辞めてしまうでしょう。楽譜はあくまでも、サウンドの設計図なのです。

 たとえ音楽の道に進まなかったとしても、楽典、ソルフェージュ、楽曲分析、聴音なども含めて音楽の総合学習をしてきた子は、一般企業の中では総合的に物事を見渡してゴールまで突き進んでいく能力が身に付くのです。そのため、無駄な物を省いて仕事を合理的に進めて時間を有効に使うのが上手くなります。

 こちらが佐々木ご夫妻のサインで、なかなかお茶目です。

 どんな分野においても、総合力のある人は素晴らしいですし、会社の上司になれる素質がありますね・・・。


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント