第15話　アニソンはなぜ流行るのか？

まだまだ鬼滅の刃は大人気で『紅蓮華』弾きたい！『炎』弾きたいわ！と
一部の生徒さんの中では大ヒット継続中です。
ぐれんか‥、ほのお‥と読んでいた私も、今ではポピュラーピアニストの仲間入りするぞ〜、
の勢いです。

でも、どうしてこんなに人気なのか？？YouTubeでもクラッシック曲とは桁違いの再生回数
です。
私なりに考えた結果行き着いた答えは【映像があるか、ないか】
つまり、まず視覚的な情報に刺激を受け、そしてその世界に自分も入りたいと思う。
そこで流れている音楽を演奏することでそれを実現した気持ちになれる。
そういうことではないかと‥！

さて、先日思い切ってiPad proを購入しました。
私のレッスンではイメージを具体的するために映像、音源を活用したり、
ホワイトボードに書いて内容をわかりやすくする工夫をしています。
今までのiPadは今回購入したものの半分位のサイズだったので、大きいものが欲しかった
のです。

さて、昨日のレッスン曲でメヌエットがありました。
初めて大きいiPadを使ったのですが、メヌエットの映像に生徒さんはじ〜っと見入って
いました。バロックダンスの雰囲気、ステップ、zを描くような動き方、衣装、
チェンバロの音など‥。
その後演奏した時には、1拍目の伸び上がるステップを感じながら、そして2小節ひと流れで
弾けるようになりました。
いやはや、これはアニソンと同じ現象！

視覚的な情報はイメージを掴むのにとても効果的ですね。