爪木崎で亀と泳いだ、の巻き。

　２０代のころダイビングにはまり、セブに７年通い、その後中断。
　ここ１２年くらいはシュノーケリングで十分楽しいことがわかり、伊豆の各所をめぐっています。伊豆は温暖化のせいもあり、カラフルな水中が楽しめて何時間潜ってもあきることがありません。今回は、下田の爪木崎で3日間泳ぎ、何度も亀に遭遇、最後は１分くらい一緒に泳ぐことができ、感激でした。新聞紙片面くらいの大きな亀、足ひれがブルーで甲羅は茶色。亀との遭遇は沖縄渡嘉敷以来で私にとってはかなり久々のレア体験なのです。
　他にもウツボ、タコ、ダツ、タイ、サンゴイソギンチャク、キンギョハナダイ、ベラ、ボラ、いやもう書ききれないのでやめますが、種類も数も豊富で浅瀬から水深５メートルくらいまでエリアが広く、そのどこにでも魚がたくさん。波は穏やか、岩に囲まれ安心感があり、海藻も多いので美しい。
　爪木崎のもう一つうれしいところは、遊泳区域のブイが無いこと。監視員もいないので、沖まで泳いでも注意されないのが最高です。他の海水浴場では区域以外を泳ぎたければ、監視員の来る朝の８時前に泳がないといけません。スピーカーからの音楽も無いから静かだし、完璧なビーチです。
　伊豆で泳ぐときの注意は、天気予報を信じないこと。前の晩まで曇りの予報が、当日快晴、というのが４日間続きました。あるいは車で伊豆の東西を変えれば２，３０分で天気の良いビーチに出会えます。
　脳内に水中の美しい風景をしっかり焼き付けて、次の夏まで宝物です。