14日深夜2:50反田氏、16日深夜1時小林氏

 やっとファイナル。はあもう疲れましたね。審査員の皆様の苦行ともいえるお仕事本当にありがたいことです。とてもじゃないけど全員見るなんて無理。とくにオケとの掛け合いの妙なんて現場でないとわからない。ソロだってわからいこと多いのに。そのうえ1番ばっかり続けて聴くなんてお客も大変。そして深夜。寝不足も限界にきてて、3次のヒョクリ君、ブルース君、それとハオラオ君、ポーランド勢、ちゃんと聴けてなかった。もしかして正統派ブルース君に優勝もってかれるかも。くせのない骨太な演奏。息が長くて推進力もある。最後はこういう優等生が強いのよね。
 ファイナルの門は、コンチェルトに耐えうるスケールを兼ね備えているか、というのも大きいようで、それが無いコンクールと大きく違うのね。実をいうと私はコンチェルトを聴くのが少々苦手で、音が多すぎていろんなことが気になってしまう。静かーに耳を傾けるソロの方が奏者に近くなれる気がしてね。ただ、コンチェルトは大きな晴れ舞台!オケに囲まれてものおじしない人間的大きさも試され、指揮者との意思疎通、まず好かれないとね。なんて恐ろしいの!そのうえオケの音とピアノのバランス、出るとこは思い切り前に出て、息を合わせて。。。なんだかチェロやコントラバスばかり聴こえたらパニックになりそう。経験があまりない人は綱渡りで心臓バクバクだろうな。暗譜間に合わなかった、なんて人いるのかな?今やってるとか?
 ああ、やっぱり見届けなくちゃ。反田氏がやりたいことやれるよう、小林さんが爆発できるよう。外国勢もみんな自国に帰ったらしばしスターとして大忙しになるんだろうな。埼玉芸術劇場にもきっと来てくれる。この耳で生の音に触れられるのを楽しみにしています。いろいろ勉強になった!世界中にイカレたピアノおたくがいっぱいいてうれしいことです。
 

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