人それぞれ

和歌山県和歌山市でピアノ教室をひらいています。

自分が良いと思うものは
他人も同じとは限らないという
ことがあります。

レッスンでは指導側の感覚も伝えます。
注意する事柄です。
小さな生徒は、人生経験が少ないから
私のコピーのようになったとしても
成長するに伴って自分の表現になっていくから
良いのだ。

生き方を毛頭否定する気はないが
感覚や考え方の一部分が
演奏技術において
音楽の弊害になってくる場合がある。
大人になると
見たいものだけしか見ない。
同じ失敗を繰り返してしまう。
（たまたまだと思ってしまう）
それをド根性で挑んでしまう。
大人は子供よりも
理想を明確にもっているので
より難しくなる。

先日、幼児教育の先生のレッスンをしました。
指摘をとりあえず実践してくれる方だ。
妙な言い訳を全くしない。
えらいなぁと感心する。
そして抱えている課題が少しずつクリアしていく。
出来ない事が出来る様になってきた。
もうすぐで自己表現に繋がりそう。
笑顔が増えてきた。
嬉しいことだ。

昔、中学生の生徒が
曲中のある部分で
私の感覚よりも自分の感覚を通したいと
はっきり言ってくる子がいた。
これで良いのだと思う。

自己表現のためには
テクニックが必須なのだ。
言い訳をせずにとりあえずやってみよう。
そして自己表現は
人それぞれ^ ^