254回目のブログ
「私のこと―ピアノを弾くことー音楽と向き合う時は? などなど」Vol.38
「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。
このファンタジーの第三部について、カヴァラドッシのアリア「星も光りぬ」の部分について、お話しています。
ピアノであの切ないメロディーを奏でている間じゅう、フルートはひたすら、四分音符一拍につき一回「一オクターヴ上がって、一オクターヴ下がる」というパッセージを、繰り返し繰り返し、吹き続けています。ピアノのとても感情的な演奏に対して、フルートは、このスピード感溢れるパッセージを、ピアノの感情にに寄り添いながらも、確実に演奏していきます。これは、かなりの「至難の業」だと思います。でも、これが「死を目前に控えた人間の切なさ」を、より一層高めています。この私の編曲について、この部分に関しても、本来のオペラの演奏では、味わうことの出来ない、とても興味深いアイデアだと、私は自負しています。さて、お聴きになった方は、いかがでしょうか?
「川崎市文化芸術応援チャンネル」の私どもの動画-PASSIONーの「トスカ・ファンタジー」の舞台裏の続きです。
このファンタジーの第三部について、カヴァラドッシのアリア「星も光りぬ」の部分について、お話しています。
ピアノであの切ないメロディーを奏でている間じゅう、フルートはひたすら、四分音符一拍につき一回「一オクターヴ上がって、一オクターヴ下がる」というパッセージを、繰り返し繰り返し、吹き続けています。ピアノのとても感情的な演奏に対して、フルートは、このスピード感溢れるパッセージを、ピアノの感情にに寄り添いながらも、確実に演奏していきます。これは、かなりの「至難の業」だと思います。でも、これが「死を目前に控えた人間の切なさ」を、より一層高めています。この私の編曲について、この部分に関しても、本来のオペラの演奏では、味わうことの出来ない、とても興味深いアイデアだと、私は自負しています。さて、お聴きになった方は、いかがでしょうか?
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