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ドビュッシー♪アラベスク第1番

ピアノ曲集『2つのアラベスク』の第1曲です。
ドビュッシーのアラベスクと言えばたいてい第1番を指しています。

『2つのアラベスク』は実質的にドビュッシーが世に送り出した最初のピアノ曲。この曲がドビュッシー初のメジャーなピアノ曲なんですね♪


ルネサンス時代は対位法という作曲技法が主流でした。これは一つの曲の中に複数の旋律が現れるとき、どれが主役と決めず、それぞれが独立したまま旋律を奏でる技法です。

この対位法はバッハの作品で集大成を迎えたと言われ、バロック時代以降は和声という音の組み合わせを重視する作曲技法が主流になります。

これにより音の組み合わせに規則ができ、曲の中に主役と脇役ができるようになりました。

ドビュッシーはルネサンス時代やバッハの音楽を高く評価していて、この時代の音楽を「唐草模様(アラベスク)のように自然な曲線を描きながら絡み合い枝分かれするもの」ととらえていました。


『アラベスク第1番』には、アラベスクを表現する方法の一つとしてポリリズムが使われています。ポリリズムとは「複数のリズム」という意味の音楽用語で、右手と左手が違うリズムを弾き、ドビュッシーのアラベスクを表現しています。


対して『アラベスク 第2番』は第1番と比べるとより活発なテンポの曲になっています。

知名度や演奏頻度で劣りますが、音楽の規則に従って作曲した中にそれを崩している部分があるなど、後のドビュッシーを思わせるような作品に仕上がっています。


発表会でも人気の作品ですね♪
私も小学生の頃を思い出します。
久しぶりに弾いてみたので良かったらご試聴ください♪ヽ(´▽`)/


https://youtu.be/tfnQN34iPoE



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