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よく忘れる結婚記念日。それにはこんな訳が・・・

私は、よく結婚記念日を忘れます。

昨日が、その結婚記念日でした!

今年も、忘れた・・・

それには、ちょっとした訳があるのです。

もともと私たちの結婚式は、

3月13日の予定でした。

その頃、夫はヨーロッパ航路の

コンテナ船に乗っていました。

3月7日に帰国予定だったので

13日に式をあげることに決めました。

ところが・・・

2月の終わり頃、

コンテナ船の日本への帰国が遅れ

13日の結婚式には間に合わないことが分かりました。

結婚式の準備を引き受けていた義父は慌てて、

夫の上司に何とかして欲しいと

掛け合いましたが、

「船乗りの場合、船の帰港が遅れて

お婿さん抜きの結婚式というのも

よくあることなんです。」

と言われたそうです。

その頃の結婚式は、家と家の結婚

という形式的なものがまだ少し残っていました。

結婚式には、義父の仕事の関係で、

茨城県知事さんや

元熊本県知事さんなど

来賓に来ていただく予定だったので

「お婿さん抜きの結婚式はできない!」

と義父はあちこち駆け回り、

急遽、式場が空いていた春分の日・22日に変更。

幸いにも22日でも

みなさまご出席との返事をいただき、

義父もホッとしたことと思います。

そんなこんなで、結婚記念日は3月22日になりました。

その後、夫は4月にはまた乗船し、

夫の留守の間、義父母と私、三人の

常陸大宮市(茨城県)での生活が始まりました。

結婚生活は、

長崎でのびのび一人暮らししていた私にとっては、

結構辛い生活の始まりでもありました。

義父はよく私に

「雅代くん、若い時の苦労は買ってでもしろ

とよく言われる。自分もそう思う。

いろいろ大変だと思うけれど、

この苦労は、いつかは役に立つ時がくるから。」

こう言ってました。

私もその時の義父の年になり、

その言葉の意味が理解できるようになりました。

あの時の大変さを思うと、どんなことでも

耐えられると・・・

あの時の苦労は、私を強くしました。・

そして、私を支えてくれたのは、

ピアノや歌でした。

私にとって楽しい生活の始まりでなかった結婚記念日

忘れても仕方ないかな〜 

と時として思います。


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