あっ、抜けていた俳句　ちょっと戻って71〜80

川崎市中原・幸区・守谷 岡野ピアノ＆ヴォイス 教室（スズキ･メソード）です。ご覧くださってありがとうございます。
私は
よくやらかすのですが・・・
この俳句シリーズも

先程確かめたら
71ー80が
すっぽりと抜けていました。

遅らばせながら
ここでちょっと戻って
71〜80の中から
ご紹介させていただきます。
・・・・・・・

71    茸がりの　から手でもどる　騒ぎかな
72    はなやかに　朝日のかかる　野菊かな
73    日の暮れに　凧の揃うや　町の空
74    ふるさとや　餅につき込む　春の雪
75    雪ちらり　ちらり見事な　月夜かな
76    手に足に　おきどころなき　暑さかな
77    暑き夜や　子に踏ませたる　足のうら
78    のどけさや　浅間のけぶり　昼の月
79    睦まじき　ふた親持ちし　雀かな
80    浮世とて　あんな小鳥も　巣を作る

この中から

はなやかに　朝日のかかる　野菊かな

So vivid
in the morning sun
daisies

https://www.suzukimethod.or.jp/monthly/issa-haiku8.html#71-80

より

野にひっそりと咲いている野菊
朝日にあたって
その場でしっかり輝いているのですね。

多摩川土手をウォーキングしていると
朝日に輝く
野の花の美しさに
思わず見惚れます。

アレルギー源とされるセイタカアワダチソウだって
朝日にあたって輝いています。

誰だって
その場で輝けるんだって
この俳句は教えてくれているように思います。