日本歌曲の夕べのご案内

日本歌曲ゼミナールコンサートのお知らせ
毎日暑いですね。
日本歌曲の草分け的存在
東京芸術大学名誉教授の瀬山詠子先生が主催なさっている
日本歌曲ゼミナールの成果発表会が
8月21日（土）スタジオリリカ（初台駅から徒歩7分）
で行われます。

これまで半年、瀬山先生のゼミナールで勉強してきた
方たちが、
その成果を発表します。

私は、
今回の課題の作曲家　平井康三郎作曲の

・平城山（ならやま）
・甲斐の峡（かいのさわ）

詩は北見志保子

平城山
　　　　　　北見 志保子 詩

　人恋ふは悲しきものと平城山に
　もとほり来つつ 堪へ難かりき


　いにしへも夫に恋ひつつ越へしとふ
　平城山の路に涙おとしぬ

平城山は高校時代にこの詩を暗唱していました。
昔も今も
人を想う気持ちは変わらないのですね。

2曲目は

甲斐の峡

山吹の　岸に乱るる　谷川に
ヤマメ育つとふ　甲斐の国原

ほととぎす　啼く音ききつつ　山深き
谷川の瀬々　人は渡るか

自然がいっぱいの山の中で子供時代を過ごした私は
この歌が大好きです。

この詩、流れるようなこの曲を
何気なく爽やかに歌えるようになりたいなーと
努力中。