「ぴあのこころのほけんしつ」

ピアノ教室は、お子さんのほけんしつになりうるのか。

１、個人レッスンである
２、母子分離しやすい
３、密室で1対1のレッスンが多く秘密保持される
４、毎週会えるので、生徒さんの心の定期検診
５、成長を長期で見守れる類まれなお稽古事である
６、思春期対策、親に言えないことも話しやすい、ストレス解消の場になりうる。
７、いざという時は、保護者と連携しやすい

昨日、1について書きました。
今日は2の母子分離しやすいということについて
書いて見ます。

保護者、特にお母さんは、子供にとっては、
諸刃の刃になることも！

子供を愛するがゆえに、
お子さんに過干渉になるお母様もいらっしゃいます。
また
愛するがゆえに感情的になってしまったり・・・

こういう時は、第三者の存在が効きます。

第三者であるピアノの先生は、
客観的になれます。

お母さんとお子さんの距離感についても測ることができます。

『レッスンに付き添っててください』
『レッスンでのお子さんの様子を見ててください』
と提案することもあれば

あえて、
『お子さんは一人でも大丈夫なので
レッスン室にはお子さんだけで』
と母子分離を提案することもあります。

3歳のCくん
いつもレッスン中、何か落ち着かなかったので
お母様と妹さんに出て行ってもらい
一人でレッスンしました。

すると見違えるようにしっかりして
落ち着いて
私のいうことを聞いてくれるようになったのです。

一緒にいるからこそお母さんはお子さんを干渉したくなる。
あえて母子分離することによって、
生徒さんがが本音を話しやすい環境が作れるわけです。

小学校2年生以上の生徒さんは
ほとんど
一人でのレッスンです。

レッスンの様子が気になる保護者の方には
動画でレッスンの様子を取り、ユーチューブにアップし、限定公開で
お母様にURLをお伝えしています。

お母様も安心されます。