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「芸術手記」ベートーベン/身を削るリズム?

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時間もリズムも、
常に「進行形=ing形」で
前に前に進みます。


ベートーベンの楽曲は
どれを聴いても、


ピアノと言う楽器を超えて、
「小さなオーケストラ」であり


「多声旋律」の動きと重厚感、
そして「リズム=命」を感じます。


養老 猛氏は、
「生命はリズムである」と言われます。



そして「弦と響き」と言う
小説の中には、


「身を削るリズム」と言う
表現が出て来ます。



ベートーベンは
30代から難聴に悩み、

晩年はほとんど
耳が聞こえなくなったと、
言われています。



それでも尚、
作曲を続け名曲を
書き続けた事は周知の通りです。


彼は自分の作曲した曲を
「頭蓋骨に伝わる振動」や、


舞台上の
演奏から出る「振動」を、


舞台に手を置き
その振動を確認」しながら、
作曲したとも言われています。


「交響曲第7番」は、
躍動感を感じさせ


もっともっと
「前へ・前へ」とでも言う、
メッセージの様なリズムです。


この7番のリズムの躍動感は、
どこからくるのでしょう?



ミューズ(芸術)の神様は
人間に、


*「歌を歌える声帯」。

*「心臓からのリズム」。

を、与えて下さったとも言われています。


「メロディーとリズム」は、
音楽の命です♪


人間には生まれながらにして
「声帯と心臓」が与えられています。


コロナ禍/ウクライナ戦争。

中東やアジアでも
政治が混迷を増し、
平和がどんどん遠くなる・・。

それでも
前へ進まなくてはなりません!


2025年の新しい年.


ベートーベンが
渾身の思いを込めて作曲した、

この7番シンフォニーの
「生命のリズム」を、
しっかり受け止めたいと思います。


◆ベートーベン:交響曲第7番。

第一楽章 (ウィーンフィル演奏)↓


◆弦楽4重奏11番「セリオーソ」


皆様にとって、
2025年が良い年になります様に♡

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