高校2年生

今月、高校2年生のピアノの生徒達が3人、急に教室をやめることになりました。
みんな幼稚園や小学校の頃からずっと通い続けてきてくれた子たちで、長い子では13年ほどのお付き合いになります。
とっても寂しくて残念な思いと、よくここまで長い間通って来てくれたなぁという感謝の思いが入り混じり、複雑な気持ちです。

お母様方は口をそろえて「先生だからここまで続けてこれたと思います」と仰って下さったけれど、私としては、もっとしてあげれる事もあったのではと反省することが多く…
今でもまだまだ勉強途中ですが、この子達が初めて来てくれた当時は指導法の勉強も始めたばかりで、今思い返すと申し訳ない思いに駆られます。

それにしても、どうしてこんな同時期に、それも突然？
そう思い、そのうちの1人のお母様にその話をすると、「え、そうなんですか！？」と驚いておられたけれど、どうやらこの学年から大学入試の制度が大きく変わる、というのもあるようですね。
高校はそれぞれ違いますが、失敗すると後がないという思いがあり、みんな受験モードに切り替えようとしている時期のようです。

寂しい気持ちはあるけれど、受験を乗り切越えて、また笑顔で報告に来てくれる日を楽しみに待ちたいと思います。