発表会

先日、発表会を無事に終えることができました！
去年はコロナで中止になってしまいましたが、楽器店の方々がコロナ対策をしてくださり、開催することができました。

今年初めてのご出演のお子様も多く、準備はなかなか大変なことも多かったように思います。

まず、出演するかどうかの段階で、出るだろうと思っていたメンバーのうち、3名も「出たくない」と・・・。
発表会は自由参加なので、無理にお勧めすることはありませんが、おうちの方は「できれば出て欲しい」というお考えだったので、レッスンで私からゆっくりお話して、ようやく3名とも出ていただくことができました。

「出たくない」の理由が「ドキドキするから」というものでした。
とにかく、私にできることとして、きちんと曲を仕上げて、達成感と自信をつけさせてあげたいと思いました。

当日は、緊張した表情でしたが、3名ともとても良い演奏ができて、「少し緊張したけど、楽しかった」と言ってくれた子もいました。「楽しかった」…これこそ、発表会大成功と言えます。

また、今年は、5月ごろになって、「練習がうまくいかない」とのご相談も２名いらっしゃいました。学校生活がいっぱいいっぱいで、なかなかピアノに気持ちが向かなかったようでした。学校生活を整えてあげることが一番大事なので、無理のない範囲で頑張ってもらえればよい、と思っていました。お母さまたちが、お忙しい中、毎日練習に付き合ってくださり、たくさん練習できなくても毎日少しずつ頑張らせてくださったようです。

本番では、そんな日々が嘘のように、二人ともしっかり演奏できていました。本人はもちろんですが、お母様たちの日々のサポートのお陰です。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

「先生には、情緒不安定な娘が、発表会がプレッシャーにならないように色々と考えてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。無事に発表会を乗り越えられて、自信までつけられたのも先生のお陰です。」とお母さまからＬＩＮＥをいただきました。

早めに、ご相談いただき、連絡を取りながらどうやって進めていくか考えられたのが、よかったかもしれません。

その生徒さん、他の生徒さんが弾かれた曲を気に入って、「来年はあの曲弾きたいな」って言っていたそうですよ。

他の子の演奏を聴いて、よかったなぁと思っていただける事も、発表会の大切な成果だと思います。

「みんな一生懸命練習してきたんだろうなって伝わってくる演奏で、わが子だけでなくどの子の演奏にも聴きいってしまいました」とおっしゃってくださったお母様もいらっしゃいます。

皆さま、お一人お一人にとって、本当に貴重な経験になりました。
無事に終えることができ、ほっとした気持ちと共に、本当に皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました！