小学生の傾向と対策
こんにちは!
新型コロナウィルスの影響でいろいろと中止になっていますが、当教室はレッスンを休まず続けます。
さて、今回は小学生になってから習い始める子供の特徴を書いてみます。
先回、文字が読めるようになると、音符を覚えるのも早いと書きましたが、小学校にあがると、また事情は違ってきます。
小学生になると知恵がついて、音符はひとつずつ、1段ずつ数えて読もうとする子が多くなります。数えればいいと思うと、なかなか覚えなくなります。
でも、音符を一つ一つ数えていたらキリがありません。時間がかかって、だんだん面倒くさくなり、しまいには楽譜を読むのが嫌になります。音符というのは一瞬で判断できてこそ、楽譜を読む意欲が湧くものです。
もうひとつ不思議な現象ですが。
小学生から始めた子で、音符を見てすぐに指は動くものの、音名が出てこない子がいます。ドレミで歌わせると歌えないのです。通常、音符を見る→音名がわかる→鍵盤の位置を判断する という一連の反応で指を動かしますが、音名が出てこない子は、そこに音名を介さないようです。
音名がわからなくてもピアノは弾けますが、困ることもたくさんあります。
よほど音感が良くないと、長い曲が覚えられない、または弾けるようになった曲でもすぐに忘れてしまう、という傾向があるようです。
小学生になってから始める子は、うっかりと、こうした落とし穴にはまる子がいるので、配慮が必要です。
逆の例ですが、音符がスラスラ読める中学3年生の子が、去年ピアノを習い始めました。かなり遅いスタートですが、1年間でソナチネまで進みました。
音符を読めるというのは、とてもとても大切な基礎なのです。
新型コロナウィルスの影響でいろいろと中止になっていますが、当教室はレッスンを休まず続けます。
さて、今回は小学生になってから習い始める子供の特徴を書いてみます。
先回、文字が読めるようになると、音符を覚えるのも早いと書きましたが、小学校にあがると、また事情は違ってきます。
小学生になると知恵がついて、音符はひとつずつ、1段ずつ数えて読もうとする子が多くなります。数えればいいと思うと、なかなか覚えなくなります。
でも、音符を一つ一つ数えていたらキリがありません。時間がかかって、だんだん面倒くさくなり、しまいには楽譜を読むのが嫌になります。音符というのは一瞬で判断できてこそ、楽譜を読む意欲が湧くものです。
もうひとつ不思議な現象ですが。
小学生から始めた子で、音符を見てすぐに指は動くものの、音名が出てこない子がいます。ドレミで歌わせると歌えないのです。通常、音符を見る→音名がわかる→鍵盤の位置を判断する という一連の反応で指を動かしますが、音名が出てこない子は、そこに音名を介さないようです。
音名がわからなくてもピアノは弾けますが、困ることもたくさんあります。
よほど音感が良くないと、長い曲が覚えられない、または弾けるようになった曲でもすぐに忘れてしまう、という傾向があるようです。
小学生になってから始める子は、うっかりと、こうした落とし穴にはまる子がいるので、配慮が必要です。
逆の例ですが、音符がスラスラ読める中学3年生の子が、去年ピアノを習い始めました。かなり遅いスタートですが、1年間でソナチネまで進みました。
音符を読めるというのは、とてもとても大切な基礎なのです。
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