✳️いぶし銀が垣間見せた

★調律師さんは職人かたぎ

ピアノを愛する皆さま、こんばんは。

今日はピアノの調律師さんに来て頂いてましたが、
帰られて、部屋の片付けをしていると、
椅子の足元に、ハンマーというかコテのような、
調律の工具が落ちていました。

あ。忘れて行ったんや、と思って、すぐ連絡しました。




すると、程なくして、車が止まり、
私は、
大事なもの忘れてましたよ、と言って、工具を差し出しました。




渡しながら、ふっと調律師さんの顔を見ると、

ぱあっと、顔が朗らかになり、
肩がきゅんと、上がりました。

まるで恋する乙女のようです （笑）
( 調律師さんは、れっきとしたおじさまです。。。 )

とても落ち着いた紳士であり、
普段は完璧なイメージの方なので、
そんなチャーミングな一面を発見して、びっくりしました。



やっぱり職人さんですね。

ご自分の仕事道具を、大切にされてるんですねー。
再会できて、心底嬉しそうでした。



✳️昔聞いた話ですが、
ある製造業の社長が言っていました。

自社の扱っている製品を見ると、
いつも初恋の人に会ったような気分になる、と言うのです。
ドキドキしてときめいて、熱くなってくる。


いつも、何年たっても、初々しい新鮮な気持ち。
情熱をかたむける、と言うのは、
こう言うことを言うのでしょうね。