♦️ジンクイエ❗️ショパン❗️

ピアノを愛する皆さま、こんにちは。

何年か前に、
ポーランドを旅した時に、現地ガイドのポーランド人が言いました。

ポーランド語は難しいですけど、
『　ありがとう　』は、簡単なので覚えて帰って下さいね、と。

ありがとう　は、『　ジンクイエ　』と言います。
25円。　にじゅうごえん　と、思い出して下さいね　（笑）

私はその言葉を覚えていて、
25円。ジンクイエ。25円。ありがとう。。。
と、頭の中でつぶやいていた。


ショパンコンクールが終わった。



今回ほど、臨場感を持って、楽しめたのは初めてだった。

YouTubeで、演奏を追いかけられた故にだと思う。


そして、日本人の大活躍もあった。


反田恭平さんは、圧巻だったし、
1位だっていけるかも❗️と、思っていた。

けど、最終演奏のシャオリュー　リューが弾き終わった後の、
会場のどよめきがすごくて、これは何だ。。。
全ての演奏が終わったからか❓
いや、完全に素晴らしい演奏だったからか❓
実際、その時私も完全に心を持っていかれてて、
もう、興奮っていうか、憧れでしかなかった。

演奏に憧れというか、ショパンに憧れというか、
ピアノに憧れというか。。。。。


。。。そして、結果。
やはり、彼が1位となった。
素晴らしい演奏にブラボー❗️
コンクールの最後に来て、最高の演奏だった。




反田恭平さんは2位。

そして、
4位に入った、小林愛実さんも、素晴らしかった。
早くから天才少女と言われてきた彼女だけれど、
前回大会に引き続き、ファイナルまで進み、
そして今回の結果を出した、その努力に、本当に感動をおぼえる。

小柄な彼女が、あの過酷なスケジュールを、
見事弾き切った事も、本当に尊敬します。



うちの教室の小さな生徒さんたちは、
ショパンコンクールって私が話しても、正直ピンときていない事が多い。


2位に反田さんが。。。って話しても、
あまり食いついてきてくれない。

でも、
『　日本人のキレイなお姉さんが、賞を取ったよ　』と言うと、
ちょっと女の子たちは、明るい顔つきになる。


キレイなお姉さんが、ドレスを着て、
みんなの前で、ピアノをいっぱい弾いたんだよ。
すごいねー。
えらいねー。。。って。




夢のような大会期間だった。
本当にありがとうと言いたい。


世界トップの演奏を聴きながら、
まるで、自分も大会当事者のような夢心地だった。
。。。いいよね❓別に。
自分のレベルがーーー。とかそんな事は関係ないんだもの。

ショパンは、ポーランドの宝であり、
世界の遺産なんだから。




彼の残してくれた音楽に、
改めて、
ジンクイエ❗️ありがとうございます❗️