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✴️子供は誇り高い

ピアノを愛する皆さま、こんにちは。

今日、レッスンに来た女の子は、
ちょっと、むっつりしていた。
いつもは、そんな事はないのに、今日は、機嫌が悪いのかな。。。


タブレットで、ショパンコンクールの動画を見せても、
ツンとした態度。


そして、
自分でピアノの本を用意したら、
そのまま、真剣な面持ちで、教本を弾き始めた。



んんんーーー。
なんかすごい圧がある。
すごい決意を持って弾こうとしているのが分かる。



。。。。
しかし、思うようには弾けない。

とても、力が入っていて、
必死に集中している。
。。。。けれど、
今、この状態でがんばっていても、
多分しんどいだけで、効率が悪いのではないか❓。。。

これは、手助けがいるかな、と私は思った。

それで、
『 〇〇ちゃん、ちょっと難しいから、
先生と半分個ずつ、片手で練習しない❓ 』 と声をかけた。



すると、
生徒さんは、集中したまま、
低い声で、『 黙って❗️ 』。。。。と言った。

自分が今、弾いてるんだから、邪魔するな❗️。。。。という意味だと、
私は理解した。

彼女は、
自力で、音をつむごうとしているのだ。



余計な手助けは無用。


自分の力で、やってやろうとしているのだ。


私は、彼女の自尊心を傷つけてはいけないと、悟り、
ただ黙って見守ることにした。



彼女は、幼稚園の年長さんだ。




でも、自分でやろうと、本人が思っているなら、
そこに、大人が介入する必要はないのだ、と私は実感した。
彼女は、
誇り高いのだ。
自分はがんばったら、きっと出来るというプライドを持っているのだ。



見守る事、しばしの間。
私は黙って、控えていた。

その後、
本人的にも分からない箇所になって、
彼女はぷいっと私に振り向いた。

ここはどういう事か、教えて。。。という合図。

。。。了解。こういうメロディだよ、と私は教えた。




このように自分と言うものを持っている子には、
ヘルプを求めてきた時だけ、助ければ十分なのね。



。。。。そしてその後、その子は、
しばらく、その曲をやろうとしていたけれど、
自分で、まだその力がないと、納得したようでした。




これ、むづい。( ムヅカシイ)
。。。。。そうつぶやいて、教本の前のページをめくっていきました。
実はだいぶ、後ろのページをチャレンジしていたのです。



でも、多分、彼女は諦めることは無いと、私は思っています。


前のページをやったり、
後ろの方のやりたいと思うページをチャレンジしたり、
行きつ戻りつ、
着実に自分のやり方で進んでいってくれると思います。




未来の自分を信じてる。

自分の力で進んでいく意欲。

みなぎるパワー。。。。。

うん❗️それでこそ、子供だ。
子供は怖いもの知らずで、前へ前へいくエネルギーに満ちている。
彼女の、弾きたい欲求は素晴らしい。
上手く弾けるようになりたい、と思う気持ちが何より大切だ。




私は、眩しいものを見る気持ちで、
あの子を応援したいと思っています。


今日のレッスン、ありがとうね。
先生は嬉しかったです。









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