ぴあにちか の指導法

ぴあにちか では、チェコで学んだピアノ指導法をベースに、レッスンしています。

その指導法とは…

テクニック・楽譜を読む力・音楽性　をバランスよく伸ばしていくこと

がテーマです。

これは、どのメソードでも同じようなことかもしれませんが、

私が画期的だと感じていたのは、

「どうしてそのように教えなくてはならないのか」

という裏付けがあることです。


例えば…

「手は、りんごを握るように、丸くしてピアノを弾きます」

よく言われていることですね。

でも、どうして？？

理由はたくさんあります。

指が鍵盤から遠ければ、バタバタとタッチしてしまい、速く弾くことができない。

手首には、神経の通るトンネルがあり、その部分を圧迫するような弾き方をすると、

腱鞘炎になる。

そしてなによりも、良い音が出ない。


ちなみに、私はこのようには教えません(笑)

どうしてでしょうか？

子どもに「りんごを握るように」「卵型にして」

と言うと、形ばかり気にして、結局手のひらに力がかかることが多いからです。

子どもに合わせて、言い方を変えています。


「どうしてそう教えるのか」

これさえ理解していれば、生徒さんに合わせた指導ができます。

そして、私の理屈っぽい性格も、すっきり！