どうして練習しなくてはならないのですか？

初めは誰もピアノを弾くことができません
弾けないものを弾けるようにするために、練習が必要です

レッスンに通っていれば、ピアノは弾けるようになりますよね？と思っていらっしゃる保護者のみなさま、ピアノはスイミングなどの習い事とは違います

私の場合ですが、レッスンでとりあえず弾けるようにしてあげることはできます
ただ、それが身につき、先に進めるかどうかはご本人の練習によります
ピアノを弾くことは、楽譜を目で見て読み取り→脳が理解したことを身体に伝えて→指でコントロールして音を出し→耳で確認しながらも次の音を読み取っていくことです
この複雑なプロセスは、何度も繰り返していくと自動化されます
そうなったときに、初めてピアノが弾けるようになったと感じられるのです
なので、レッスンの30分だけでは、自動化されるまで繰り返すことはほぼ無理です
繰り返しは、最大の敵「飽きること」に直面します！
だからこそ、毎日少しずつ、繰り返して練習していただきたいのです

これで今、練習させなきゃ！と思っていただけたみなさま、ありがとうございます
ここからがとても大切なのですが、実は、ただ練習しても弾けるようにはなりません！！
「弾けるようになるための練習」をしなければ、悲しいかな時間の無駄です
どのような練習をしたらよいか、私は量から質へと、成長過程に合わせた練習をおすすめしています

つづく…