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自分の力でピアノを弾くってどういうこと?

ご家庭にピアノ経験者の方がいらして、しっかり練習してレッスンに来ていただける…
これは教える側からすると、とてもありがたいことのように思えるのですが、実は必ずしもそうではないのです
ピアノに熱心なご家庭のみなさまには、本当に本当に申し訳ないです、ごめんなさい!

どうしてなのでしょうか?

ご家庭での練習で、ピアノがより弾けるどなたかの言われるがままに、意味は分からずともただ指を動かすことができるよう「仕込んできて」しまわれているケースがあるからです

なんとか自分の力で弾いているか、仕込まれたものを披露していただいているのか、聴けばすぐに分かります
単純な見分け方のひとつですが、仕込まれているだけですと、曲の途中から弾くことができません
楽譜を指して「これは?」「ここから弾いてみて?」と尋ねても、「わかんなあい」「最初からじゃないと弾けない!」と答えがかえってきて、私は真っ青になるのです…

この状態でレッスンにいらっしゃると、私としては、正しく弾けているので、その曲は合格にしなくてはなりません
せっかくご家庭で練習に熱心な環境があるのに、私が水をさすようなことを言ってはならないし…
でも自分で理解して弾いているわけではないし…
そうして私は頭を抱えてしまうのです
自分で楽譜を読み、ある程度曲を理解して弾いているわけではないのに、先に進んでしまってよいのだろうか?

結論から言うと、このまま進んでしまうと挫折します!

はい、これは私の経験談なのです
私も、進んでいくうちにいつか理解が追いつくだろうと思って見守っていた、当時小学校低学年の男の子がおりました
しかしある日、本人がまったくピアノを弾きたがらず、レッスン中に突然泣き出してしまったのです
「仕込み」の限界を迎え、何も弾けない自分に直面してしまったからでした
幸い理解のあるご家庭で、先に進むことなく私の修正プログラムに全面的にご協力いただけたため、この挫折でピアノをやめることはありませんでした
最終的には自分の弾きたい曲を弾くことができ、ピアノの楽しさを見つけ出していただけたことは幸せなことでしたが、もっと早くに軌道修正していたらこんなに苦しませずにすんだかもしれない…

だからこそ、自分の力でピアノを弾くことができるように!


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