発表会記念品

発表会では、皆さんに記念品をお渡ししています。
音楽グッズの中から、
各生徒さんに「今年はこれをもらったら喜ぶカナ？」
という物を私が選んでいます。
楽器店の注文書では、1個ずつたくさんの種類の物を注文しているので、
楽器店さんには、お手数をおかけしております…。

もちろん、皆さん毎年包みを開けるのを楽しみにしてくれていますし、
私もプレゼントを選ぶ気分で、発表会の準備の中で、特に楽しい作業です。
楽屋でお互いに「何をもらった～？」と、見せ合いしているのでしょうね。

先日、生徒さんのお母様から、
「先生からの、個々に考えられたプレゼントに、とても愛情を感じています。」
と、とてもうれしいお言葉を頂きました。

私は、自分が集団教育には向かない「教師」だと思っています。
ご縁があって教室に来てくださった生徒さんは、
一人一人もちろん違うご家庭、環境、好み、ピアノの優先度があります。
そして、成長の仕方も様々。

生徒さん一人一人に適した関わり方、
教材や音楽の世界の知識の与え方、
成長に必要な目標設定や努力の仕方の指導…
などなど、一人一人について個々に考えずにはいられない性格なのです。
（ですから、レッスン時間も長くなるのでしょうね…）

子供にとって、教師との出会いは、
人生に大きな影響を与えるものと思っています。
私も、ピアノの先生や部活の先生が、本気で心からぶつかって関わってくださったことが、
自分の人生に大きな影響を与えてくれたと感謝しています。
家族以外で、自分に本気でぶつかって接してくれる人がいると、
その子供は「信頼」を学ぶと、どこかで聞いたことがあります。

ご縁があった生徒さんには、
少しでも私がお役に立てればいいな…と、
失敗と手ごたえを日々感じながら、
生徒さんに関わらせて頂いております！