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練習の自立

自分からピアノに向かって練習を始めてくれるのが理想だけど、
親が言っても言っても自分から練習しようとしないし、
やっと始めたと思ったら、5分でピアノを離れてウロウロしだすし…!

どのご家庭からも耳にする話です。
子供ですからね…そんなに規則正しく練習するはずがないですよ(笑)。

年末年始に実家で見た姪っ子の練習では、
同じ所で間違えているのに、それを何回も繰り返して、
「あ~、うまく弾けない」と、練習が嫌になっちゃうケース。
何を間違えているのか聞ける「耳」と、間違えなくなる「解決策」が分かっていないだけ。

姪っ子は、名探偵コナンが大好きなので、
「上手く弾けない犯人(原因)をさがしてごらん」

これで、大喜び!
「あ、犯人!こっちも犯人!あ、さっき捕まえたのにまた逃げられた(音を間違えた)」
一人でず~っと練習していました。

昨年、こちらの教室に移ってきた生徒さん。
これまでは、自分から練習することはあまりなかったそう。
初めて曲を弾いてもらった時も、何が分からないのか、自分でも分かっていなかった様子。

レパートリーを自分で選ばせるようにして(実は、弾きたい曲がたくさんあった!)、
練習曲は、お家での練習の仕方を説明しておけば…

毎日練習してきます!
上手くいかない所は、どうすればいいか、自分でたくさんお話してくれる!

子供さんによって処方箋は様々。
ちゃんと練習するようになったな~と思っていたら、成長は山あり谷あり…。
どの薬も効かない時もあります。
そんな時は、自己治癒力(自立心)が働いて、一生懸命成長しているのだろうと、様子を見ます。

「自立」って、親に言われなくても一人で出来るようになることではなく、
自分に必要なことを、自分で考えられるようになることなんだそうです。
ピアノの練習をしなくても、自分にとってどうでもいいなら、しないのでしょう。
練習をしないと、自分が悔しい、残念と思えば、するのでしょう。
練習したいけど、時間が上手く使えなくてできないケースもあります。
そんな時は、大人の手助けが必要でしょう。

成長も自立も、長い目で見ていけるのがピアノという習い事。
(幼児から10年以上お世話させて頂くことが多いですから)
一緒に山や谷を歩んでいる時は、先が見えなくて大変ですけどね…。
私は客観的に子供さんを見られる立場なので、目の前で少しずつ成長しているのがよく見えて、楽しいものです。
そのうち、自分で道を切り開いて行けるように、いつの間にか、なるものですね。


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