レッスン時間

初級のレッスン時間を「30分」とされているお教室は多いですね。
私の教室も、幼児期は「30分」としています。
小さいお子さんは、それ以上は集中力がもたないですからね…。

導入期の初めは、絵本のような教材1冊で、
音感・リズム・想像力なども含めて30分でちょうどいいのですが…

半年経って、ドレミが分かるようになれば、
楽しい「曲集」
タッチを学ぶ「指の本」
面白い挿絵から学ぶ「テクニックの本」…と、本が増えていって…

30分じゃ、足りない！
結局、幼児さんでも、45分ぐらいかかってます！
でも、この頃には、そのくらい集中力がもつようになっているんですよね。

小学生は「45分」としていますが…
結局60分以上かかってしまったり、
高学年以上は「60分」のところが 90分…
でも、皆さん、段階的に集中力がもつようになっていますね。

レッスンをしていると、
音楽的に伝えたいことがたくさんある！
今日、ぜひこれだけはできるようになって帰ってほしい！
生徒さんと、じっくりお話したいことがある！
生徒さんが興味があることは、もっといろんな事を紹介してあげたい！

いくらでも延長してしまう性格です…
でも、私の師匠も含め、こういうタイプの先生もたくさんいらっしゃいますよね。
師匠は「私は時間で切るのが苦手」と、おっしゃっていました。
夏休み中にお世話になったピアニストの田崎悦子先生は、
生徒さんに3時間レッスンされるのだそう…。

生徒さんには、終了時間が読めずに、ご迷惑をおかけしております…。