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現在のピアノともお別れです

私が結婚するときに購入した「シゲル・カワイ3」のグランドピアノ。
今年で21歳となります。
この度、実家の父がこの素晴らしい音色のピアノをどうしても欲しいということで、
広島の実家に移すことになりました。
(実家にある、私が高校生の時に中古で買ってもらった
ボロボロのヤマハのグランドピアノともおさらばです。)

「もう今日で、このピアノともお別れよ」
と生徒さん達にお話しすると、
自分たちが習い始めた時から親しんできた教室のピアノに、
急に名残惜しさを感じたらしく、
「ちょっと弾いて帰っていいですか?」と、
これまで習ってきた好きな曲をたくさん弾いて帰る生徒さんもいました。

そして、今月末には、新しい「シゲル・カワイ6」の大きなピアノがやってきます!
未だに「カワイ」よりも「ヤマハ」の方がいいんじゃないの?
という声を聞きますが、
シゲルカワイのピアノが誕生して21年。
(私は、このピアノが出始めた時に購入しました!)
今では、世界中の著名なピアニストたちからも愛されるブランドとなりました。
ミハイル・プレトニョフさんがこのピアノを絶賛して、
退いていた演奏活動を再開したという話が有名ですが、
その影響もあってか、マルタ・アルゲリッチさんやディーナ・ヨッフェさんなど、
著名なピアニストからの購入が増えているそうです。
ピアニストの関本昌平さんは、ご自宅の教室に、
スタインウェイよりもシゲルカワイを数多く揃えていらっしゃいます。
スタインウェイは高額過ぎて手が出せない、
だからスタインウェイの代わりに…ということではなく、
このブランドが好き!というピアニストもいらっしゃるのです。
(私も、このブランド好きに加えさせてクダサイ…)

先日、ピアノの選定に、浜松のカワイ工場まで行ってまいりました。
購入予定の6サイズの他、
国内ではまず弾ける機会がないだろうという
「シゲル・カワイ」のフルコンサートグランドも弾かせて頂きました!!

その他、
スケルトンのYOSIKI限定モデルや、
カワイさんが復元したチェンバロ、クラヴィコード、
ベートーヴェン初期の時代のフォルテピアノなども、弾かせて頂きました!
クラヴィコードとベートーヴェン初期のフォルテピアノは、初めての経験です。
ナルホド…これを再現しようとするから、「古典のタッチ」とは、
ああなるのか…と、大変勉強になりました!!!
ぜひ、生徒さんにも弾かせてあげたいものです…。

生徒さん達には、この時の動画を見せると…?
YOSIKIモデルのピアノに、
「あ!これ見たことある!」という反応が多数。
そして、一番びっくりしたのが、ベートーヴェン初期のピアノ。
「えっ?!こんな音だったん?!」
私もびっくりでした。
構造こそ現代のピアノに近いけれど、音色はチェンバロに近い…。
こういう楽器で、「悲愴ソナタ」は作られたんだね…。
ハイドンのソナタをちょうど習っている生徒さんたちにも、
とっても参考になりました。
(この生徒さん達が今、まさに習っているハイドンのソナタを
このフォルテピアノで弾いてみた動画を撮ってきましたから)

そして、浜松の楽器博物館にも寄り、
たくさん写真を撮ってきました。
吹奏楽部の中学生たちには、
金管楽器の進化が分かる写真が大ウケでした!

私がたくさん面白そうな体験をしてきたお話を聞いた生徒さんは、
「いいなぁ~。先生、私たちを引率して連れて行ってよ!!」
浜松って遠いよ…?
生徒さん達にも同じ経験をさせてあげたいのはヤマヤマです…。


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