日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

練習しない子なんていない!

小さい生徒さんの親御さんからは、
「なかなか、自分から練習してくれるようにはならないんです…」
と、よくお話を伺います。

小さな生徒さんは、
まだ自分で時間を管理することができませんし、
他に誘惑があれば、それを我慢することも難しいでしょうし、
今、練習しなかったらこの後、どんな困ったことになるか?!
なんてことも、人生経験が少ない彼らに分かるはずもないでしょうし…

まず、時計を見て、「〇時から練習」、
そして、「〇分間練習」と、自分で決めさせて習慣化。
(何年もかかる覚悟で)

誘惑になる環境を考え直す。
テレビがついているのはもちろんダメ。
家族の他の人がゲームやスマホや、そのほか面白そうなことをやっているのもダメ。
お子さんに本当に練習してほしいなら、
ご家族皆さんが、何か静かな作業をして、集中できる環境を作ってあげることです。

親御さんの「ダメ出し」が多いのも考え直しましょう。
練習する度にダメ出しをされれば、練習したくなくなっちゃうのは当然です。
「気になる事」を伝えたいのであれば、
「まず、二つ良い所を言ってあげてから、気になる事を伝える」は鉄則です。
こうすれば、きっと素直に受け入れやすくなると思います。

日本のレッスンは、
いつも「出来ていない事」から言われます。
私もずっとそのようなレッスンを受けてきたので、
それが当たり前だと思っていました。
でも、大学を出て、あるドイツ人の先生のレッスンを2週間受けた時、
「まず、良かったことを認める。それから指摘に入る。」
海外では当たり前のこの形が、私にはとっても新鮮でした。
その後から、自分のレッスンのやり方が大きく変わったことを今でもよく覚えています。

そして、人生経験。
本番を重ねるごとに、
「この練習量じゃ、自分の望むような発表にならない。」
という事が分かっていきます。
そして、自然に練習量が増えます。
もちろん、時間の使い方がうまくできないタイプ、
練習の進め方が良くなくて損をしているタイプなど、
個々のケースに応じてアドバイスはします。

今回の発表会に向けての皆さんの取り組みを見ていると、
「自分が気に入って選んだ曲だから、絶対上手に演奏したい!」
っていう気持がしっかりしていると、
皆さん、本当にたくさんたくさん練習していました。
30回も40回も、とにかくすごい練習するようになったという小学2年生。
最後の2週間は、毎日2時間以上練習していた小学3年生。
通して弾けば3分ぐらいの曲を、毎日1時間練習していた小学5年生。
今まで40分ぐらいだった練習が、2時間になったという小学6年生。
そして中学生たちは、塾や試験勉強の合間を縫って、
とにかく時間を無駄にせず練習に費やしていたそうです。

皆さん、自主的に本当によく練習していました!
ですから、成長と共に「練習する子」になります!
長い目で見てあげて、
そして、「練習したくなる状況」を大人が考えてあげることです!






↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

最新情報:ただいま、生徒募集は行っておりません



<< 前のページに戻る ↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント