やっとできたアンサンブル

発表会では、毎年恒例で生徒さん全員でアンサンブル演奏をします。

もう何年も経験しているベテラン生徒さんも、
昨年、初参加だった生徒さんも、
皆さん、とっても楽しみにしてくれて、
「今年のアンサンブルは何の曲？」
「アンサンブルの楽譜はまだ？」
と、皆さんから催促され…
早く楽譜を作らなきゃ！と思いながら、
こんな時期になってしまいました…。

今週は、
電子ピアノで作成した参考音源
（打楽器やバイオリンなどの音も使った自信作です！）を配り、
パート発表を行いました。

昨年初めて経験した生徒さんも含めて、
皆さんは、「メロディーを弾く」以外の役割の必要性がよく分かっています。
今年は16ビート＆スイングの曲で、上級生でリズムを固めることが大事！

ひたすらボンゴを最後まで叩き続けるパート、
カバサやカウベルも同じリズムを刻み続ける、
一見、面白くないパートですが、
小学校高学年の生徒さんは、この重要性と責任をよくわかっていて、
張り切ってくれています！

ピアノパートも、メロディー以外のパートは難しいよ～
上級生に任せたよ！

小さい子も、メロディーを誰かが弾き続けるのではなく、
交代でいろんな音域で弾くのが音楽としておもしろい！
この楽しさが分かっているみたい。

ピアノだけをひたすら勉強していた大学の同級生や、
他の教室からお預かりした生徒さん達を見てきて、
いつも物足りなく感じていました。
「音楽の楽しさの無限の広がりが見えないのカナ…」

ピアノを極めることも含めて、
幅広いジャンルの音楽、幅広い音楽活動を経験することで、
子供たちは、私の想像を超えた音楽の可能性を広げてくれる
大人になってくれることでしょう！