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講師自己紹介その2

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さて、今日は音楽留学でなぜアメリカを選んだのか?についてお話します。

その理由は私が中学1年の4月、ちょうど中学生になる直前の春休みにさかのぼります。

いきなりですが、私は洗濯物を畳んだりアイロンかけをしながら音楽を聴くのが好きな子でした。

なぜかと言うと・・・

洗濯物を畳んだりアイロンかけをする時は、手元を見てないとできないからテレビは観ていられないですよね。でも音楽を聴くだけならそれが両立できます!それでいつからか洗濯ものを畳んだりアイロンがけをする時間は、自分がその時勉強しているピアノ曲のCDやレコードを聴く時間になっていたのです。

ところがですよ!

その日はCDではなくたまたまラジオをつけたのでした。それもなぜかAMです。そして運命の、NHKラジオ英語番組、『基礎英語』の第1回目の放送を聴いてしまったのです!

Hi, how are you?
I’m fine thank you!
I'm Tom.
Nice to meet you.

初めはこんな程度の会話だったと思います。でも英語に触れる機会がその時までほぼなかった私にとってはすごくショックだったのです!!!

なに、この楽しそうな会話は?
この話はこの先どうなるの?

たった20分で終わってしまったその番組の続きが気になって仕方ないので、母に頼んでテキストを買ってもらいました。

それから私は毎日取り憑かれたように20分間ラジカセ(これは死語?)の前で番組を聴き始めました。その年は『基礎英語』、中学2年になったら『続・基礎英語』、3年で『上級・基礎英語』、高校3年間は『英会話』、大学に入ったら『ビジネス英会話』と一人で勝手にレベルアップさせて行ったのです。

始めた頃は、ラジオから聞こえる
「United States 」
という単語ですら何と言っているのかわかりませんでしたが、どのように口や舌を動かせば同じ音が出せるのかということにとても興味があり、ラジカセ相手に毎日ぶつぶつと一人で練習しました。

そしていつの頃からか「このラジカセの向こうの世界を自分の目で見てみたい」と強く思うようになったのです。

最後までお読みいただきありがとうございました!続きは次回、どうやってアメリカにたどり着いたのか、紆余曲折の体験談を書かせていただきますのでどうぞお楽しみに!

川西市・猪名川町 村上ピアノ教室のブログでした。


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