ピアノ・レター 2024.12 大晦日にどうしても第九を歌うの?
大晦日といえば、ベートーヴェンの「第九」が風物詩となっています。
巨匠ベートーヴェンの数ある有名曲の一つで、
正式なタイトルは
「交響曲第9番ニ短調作品125」と言い、
略して「第九」です。
その中の第4楽章が、
合唱付きで「歓喜の歌」(喜びの歌)と言われていて、
その合唱の部分が皆さんがよく聞く
「第九」となります。
第1楽章からすべてを演奏すると
70分前後にもなるそうです。
この「第九」が
年末に演奏されるのは何故なんでしょう?
この第九が日本で最初に演奏されたのは、1918年、徳島県鳴門市の
「板東俘虜(ばんどうふりょ)収容所」でした。
第1次世界大戦で捕虜となった
ドイツ兵たちによる徳島オーケストラが
演奏をしました。
その後、
NHK交響楽団の前身の新交響楽団が、
プロ楽団として第九の演奏を重ねたことで
日本中で知られていったということです。
実は、
年末に第九を演奏するのは日本だけなのです。
アメリカでは「マイ・フェア・レディ」などのミュージカル曲、
ヨーロッパでは、ヘンデルの「メサイア」や
バッハの「クリスマス・オラトリオ」
といった
合唱曲がよく演奏されているそうです。
第九はなんといってもあのベートーベンの
最後の交響曲。
オーケストラの伴奏で、
大人数で歌い上げる
「歓喜の歌」(喜びの歌)には、
圧倒される迫力と熱量があり、
演奏する方も、聴く方も
一年のしめくくりにふさわしい大曲です。
第九は平和を願う曲でもあります。
第九を通じて、平和を祈る心が、
たくさんの人に届くとうれしいですよね。
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