ピアノ・レター 2022.4 ピアノ・指はアスリート!
東京五輪や北京五輪の感動が
まだ記憶に新しいですが、
世界各国の代表選手達の精神力や体力、運動能力に、
アスリートってスゴイ!と
感嘆した方も多いのではないでしょうか?
実はピアノを演奏する『指』もアスリートと言えます。
長い曲を弾く時、指はマラソン選手になります。
速い曲の時は、短距離選手。
優雅な曲の時は、フィギュア選手。
他にも、飛んだり跳ねたり(高跳びやスケボー)、
登ったり降りたり(登山)など、
色々な役割をこなす事なります。
一人の指で、さまざまな役割を担うには、
それなりのトレーニングが必要です。
指の体力作りや基礎トレーニングは、
音階やハノンなどの指の練習。
教本や曲集などは、指で気持ちを表現する練習です。
毎回レッスンで、指の形の注意を受け、
同じ練習曲をリズムで弾いたり、
ゆっくり弾いたり早く弾いたりと、
色々な形で練習するのはこういう理由からなんですね。
毎日練習して、どんな役割もこなせるアスリートのような指づくりを目指しましょう!
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