発表会を終えて

発表会の余韻に浸りつつ、先週はレッスンの合間に、35歳以下のピアノの先生の交流会に参加をしたり、大学でお世話になった作曲の先生の演奏会に行ってきました。
ちょうど区切りの時期と重なり、これからのことをいろいろ考えるいい機会となりました。

発表会に出演した生徒さん達は、発表会がとても楽しかったようで、皆ピアノに対するモチベーションが上がっていました。
普段お家で電子ピアノで練習をしている子は、初めてグランドピアノで演奏することが出来たことが、とても嬉しかったようです。
出張レッスンの為、なかなか生徒さん同士が会う機会がないのですが、発表会を通して、生徒さんやご家族の方の交流の場となり、それもまた良かったなと思いました。

今回は、出演者が少なかったので、発表の合間に生徒たちが弾いた曲や作曲家について解説をしたり、「クラシック音楽ってなんだろう」「ピアノはいつ出来たのだろう」ということについてのお話を交えながら進めていきました。
特に、その曲ができた時代背景や国の歴史については、私が音楽を通して、子どもたちだけではなく大人の方にも伝えたい事のひとつなのですが、普段のレッスンでは時間が限られている為、なかなかそこまでお話することが出来ません。
これをきっかけに、そんなところにも興味を持ってくれたらいいなと思います。

次回は、また来年の同じくらいの時期に開催できたらいいなと漠然と思っていますが、春に発表会をやって欲しいと、やる気満々の子も！
私自身も発表会を通して、ピアノと向き合い、自分を見つめ直すきっかけとなりました。
企画から当日のことまで、全て一人での準備でしたので、本当に大変でしたが、子どもたちやご家族の皆さんの声を聴いて、発表会を開催して良かったなと改めて思いました。