アシュケナージ演奏の「エリーゼのために」

初夏らしいお天気が続いていますが、

みなさまいかがお過ごしですか？


さて、

ベートーヴェンの「エリーゼのために」。

ピアノにあまり詳しくない方でも、

一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。


小・中学生で弾いてしまう生徒さんもいますし、

ときには幼稚園生も（！）

短縮されたアレンジだったりしますが、

弾いているのを耳にすることがあります。

教室でも人気の曲です。



世界的な一流のピアニストはもう弾かないのでは！？

と思いきや…


演奏されています。


アシュケナージの、

「エリーゼのために」の録音があります。




ピアノを長く習っている方にとって、

弾くだけなら

それほど難しい曲ではないのかもしれませんが、

メロディーの歌わせ方やペダルの使い方、

フレーズの終わり方、

この曲を作ったベートーヴェンの気持ち‥

いろいろ考えると奥の深さを感じます。


ショパンの演奏などで有名な

アシュケナージですが、

彼にとってどんなに簡単な曲だとしても、

曲に対して丁寧に

誠実に向き合っていて、

学ぶことが多いなと思います。



「必ずしもむずかしい曲が

弾けるからすごいのではなく、

簡単な曲でも豊かな演奏が

できることがすごいんだ。」


そんな生徒さんの言葉にいたく感心しました！



それでは。

朝晩の温度差がありますので、

どうぞお体に気をつけてお過ごしください。