ピアノの音色

先日、知り合いの先生の演奏会を聞かせていただきました。
午後、夜、と2つの演奏会です。
どちらも、海外で研鑽を積まれてきて、大学でも教えていらっしゃると言う凄腕の持ち主ばかりです。
こういった演奏会は時々、聞かせていただいておりますが、いつもいろいろな発見や感動やらあり、いいものですね。

まずは、歌とピアノ伴奏による演奏。
歌と言うのは、基本の基本だと思います。どんな楽器でも「歌う」と言う表現をしますね。
フォルテからピアノまでの繊細、かつダイナミックな表現に圧倒されました。

それと同時に今回ものすごく感じたのは、ピアノの音色が、私にはまるでオーケストラのように聞こえたのです。前奏を弾き始めた時に、はっと、させられるのです。まるで、多くを包み込むような暖かいストリングのに聞こえたり、時にはトランペットがファンファーレを鳴らすがごとく、、、、

こんなにも1台の楽器で音色が変わって聞こえる事って、すごいな、、って、感動しました。

ピアノを弾くテクニックがなければできない事ですが、もう一つ大事な事、豊かな感性がなければ、そういう音は出てこないと思います。
感性とは日々、いろいろな事に触れ、喜怒哀楽を感じ、、その他にもいろいろな事があるかと思いますが、音楽に取って、大変重要な要素であると思います。

音楽を聴いて、安らぐ、元気が出る、、そんな音楽を奏でていきたいですね！