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『トムとジェリー』とランランと腱鞘炎

腱鞘炎になった大学生が、左手首にサポーターを巻いて来ました。

左手が腱鞘炎とはランランと同じね。

と言うとピアニストのランラン(郎朗)を知らないと言うので、公開レッスンの動画を一緒に観ました。




私も練習量が増えた中学生の時にしばしば腱鞘炎になったので、その痛さはよく分かります。

脱力(力を逃す事)がまだうまく出来なくて根性で弾いていたんでしょうね。


その度に外科に駆け込んで、患部に痛〜い注射をしてもらうと楽にはなる。

ある時ドクターから

「ピアノがうまくなれば腱鞘炎にならないよ」

と言われた事を良く憶えています。





ランランが腱鞘炎になって長い間コンサートを休止したのにはびっくりしました。




彼は幼い時にトムとジェリーの「猫のコンチェルト」を観てピアニスト になりたい!と思ったそうです。





自伝を読んだのはもう10年位前ですが、又読み返しました。


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貧しかったので真冬でも暖房のない部屋でコートを着て練習していた事など、、

どのエピソードもすごいです。




あの明るさの陰にこれ程の苦労があったとは、、と驚くばかり。






ニューヨークに行って彼が一躍有名になったのが、急病のアンドレワッツの代役としてでした。


そこで3000人の聴衆を熱狂させて一気にスターダムへ。




それから時が過ぎ、


指を怪我して公演をキャンセルしたランランに、そのアンドレワッツから電話があり、

「君は成功した。今度は僕が君の代役を務める番だ!」

と言われるのです。


ここのくだりには再びジーンと来ました。




ランランの個性的な演奏は好き嫌いが分かれると思うけれど、


私にとってのランランは元気のない時のサプリ。


聴いているとだんだんと勇気が湧いて来ます。


あれだけ生き生きと楽しそうに弾くランランの心の奥の奥には、今でもネコのトムがいるに違いない!と思っています。


お読み頂きましてありがとうございました!


では又〜、ごきげんよう。


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