アンサンブル発表会を行いました！

今年の発表会が終わりました。
今年度の発表会は、ヴァイオリンとチェロの先生にご協力いただいて、華やかなアンサンブル発表会となりました！



「アンサンブルの発表会をやります」
と、最初に生徒さんや保護者の方に伝えた時は、
「アンサンブルって何？ヴァイオリン？！チェロ？！うちの子にそんな事できるんでしょうか？」
と心配されるお母さんもいらっしゃいました。

いざ譜読みをして練習を重ねてみても、本番の姿をなかなかイメージできない子もいました。
そんな子にはピアノトリオの動画を一緒に見て、「〇〇ちゃんもあのように弾くんだね～！」
と想像しやすいように、3人が座る位置の確認をしてみたりしました。
演奏の呼吸が上手くできない子には、
「ヴァイオリンやチェロの先生はきっとこうやって呼吸をすると思うよ！」
と、合わせ練習の時に焦らなくていいように、事前にポイントを伝えるようにしました。

合わせ練習を2回行いましたが、初めての合わせを終えたその後のレッスンで、みんなに感想を聞いてみました。すると「思ったよりできた！」と答えた子が多かったです。
これは意外でした！子供の順応性ってホントすごいですね～

そんなこんなで発表会本番もみんなドキドキの中、頑張って弾きました！お母さんもドキドキされたのでしょうね。
発表会後にいただいた皆さんからのメールには、無事終わってホッとされている様子が伝わってきました。

音楽は1人で演奏するより、アンサンブルの方がずっと楽しいと思います。
ヴァイオリンやチェロなどの楽器や声楽の人は、ほとんどの場合ピアノや他の楽器の人と一緒に演奏します。なので、初歩の頃から自然とアンサンブルを学びます。
ですが、ピアノは1人で演奏できてしまうので、自分から望まない限りは、アンサンブルをしなくてもなんとなくそのまま過ぎていきます。そうなると、テンポなど、独りよがりな演奏になり勝ちです。そう言った事もあるけれど、今回の発表会は細かい事は抜きにして、
「とにかくアンサンブルの楽しさを知って欲しい」
そのことをだけを目標に行いました。

みんなどんな事を感じたのかなぁ～
これからの変化が楽しみです！