心の師匠

ピアノの師匠、私にはたくさんいます。

ジャズピアノの初師匠は、若かりしころエレクトーン教室に通ってた時のY先生。
当時北新地のバーでピアノを弾いてられ、初めてジャズという音楽にふれたのはY先生のピアノでした。
エレクトーンもクラシックピアノと同様、おたまじゃくしとにらめっこしながら、演奏します。
ジャズがいいのか？は当時わからなかったのですが、音符にないものを演奏するその音楽に強い魅力を感じました。
その当時のエレクトーン教室と言えば、知る人ぞ知る独特の世界…。
そう、先生も生徒も、9割女性でしたし、ベタベタのジャズピアノを弾く、もみあげのおっさんのY先生は超浮いた存在でした。
他の個性の強い先生方や楽器の売り上げ重視の営業マンといつも喧嘩していて、とうとう教室をやめられました。
その後何年かおつきあいがあり、エレクトーンの仲間でライブをやる時のゲストとして来ていただいたり、私がジャズをはじめるため、ミュージックスクールに通い始めたことをお手紙で知らせた時、涙をながさんばかりの喜びのお返事が届くなどしました。
しかし、その後消息不明に…。
他の仲間も誰とも連絡がつかなくなったのです。
北新地の店ももう辞められているよう…。
インターネットで検索しても、同姓同名すら出てこない…。

でも先生は生きていたのです！

10何年かぶりにひょっこりと仲間に年賀状が届いたのです！
ご病気をされたようでしたが、現在はお元気とのこと！

それ以降、今では先生のコンサートで会えるようになりました！^_^