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ロマン派の練習曲

ロマン派の時代は、ピアノ熱の高まりにつれて多くのピアノ作品が生み出されました。
愛好家、専門家それぞれの演奏技術を高めるために無数の「練習曲集」が出版されたのもこの頃です。
練習曲とは1曲中でいくつかの課題に絞り、同じ音型を反復しながらそれを強化する目的で作られています。
一般に演奏時間は短いものの、2部・3部形式などの起承転結のある音楽的な内容を持つ小品がほとんどです。もともと技術の向上が主目的で、芸術性の高さは求められていないので、音楽的に面白みのないものも多く、つまらないなという印象を持たれることも少なくないでしょう。
その中でも初心者からプロまでを対象にして何百もの練習曲を作曲した、カール・チェルニーは音楽性も高くとても重要で、日本でも定番になっていますね。
さらに、練習曲の技巧性と芸術性を最高に極めたショパンやリストなどの作品は、ピアニストにとって最も重要なレパートリーとなっています。
しかし『ハノンピアノ教本』はこのような練習曲とは全く異なる性格のものなのです。
(森直紀)


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