松山選手の快挙

ゴルフの松山英樹選手が遂にマスターズで初優勝を飾りました。
今まで日本の優れた名選手たちが幾度となく挑戦し続けてきて果たせなかった、ビッグタイトルでの優勝はまさに歴史的快挙ですね。
松山選手も今回で10回目のチャレンジだそうですが、まだ29歳で果たした夢の実現は素晴らしいとしか言いようがありません。
元来の才能に加え、人一倍の努力家でもあり実力的には当然なのでしょが、今まで優勝が期待されつつも何度も機会を逸してきたようです。
いくら強いメンタルの持ち主でも、最終日に上位に残っていたらもう緊張で身が竦んでしまうに違いありません。
さらに言葉の壁もあり、常に対人で競うゴルフは日本人には不利とも言われてきたようです。
彼は昨年までコーチをつけなかったそうですが、今年から一人のコーチとともに戦い始めたそうです。
今回の優勝はその存在が少なからず役たったのではないでしょうか？
自分一人ではどうしても気がつかない問題点でも、客観的な視点を通して初めて明らかになることは少なくないはずです。
コーチング力の重要性はスポーツの世界では常識となっていますが、勿論ピアノ教育の上でも同じですね。（森直紀）