ネルソン・フレイレの思い出
1944年生まれのブラジル人ピアニスト、ネルソン・フレイレをご存知ですか?
最近久しぶりに彼のCDを聴きました。
コロナ自粛以来、私は「20世紀の大ピアニスト」という全200枚のシリーズを少しづつ聴き直しておりまして、その中の一人なのです。
特にシューマンの幻想曲、ショパンのソナタ第3番、シュトラウス=ゴドフスキのこうもりの主題による交響的変容など、改めてその才能に感動しました。
フレイレといえば、一頃アルゲリッチと組んだ2台ピアノで活躍してましたね。
その時はアルゲリッチのカリスマ性を優しく支える存在にも見えましたが、実は彼女にも勝るとも劣らない天才だといっても過言ではないでしょう。
私は大学生の時に彼のリサイタルを聴き、感動のあまり楽屋までお邪魔してサインをしてもらったことがあります。
普段私がサインを求めることはほとんどないのですが、矢も楯もたまらなかったのでしょう。
その時たまたま持っていたショパンのポロネーズの楽譜に(当日演奏した曲ではないのに)親切にサインをしてくださった時の笑顔が、今でも昨日のことのように思い出されます。
もちろんその楽譜は今も大切に使っています。(森直紀)
最近久しぶりに彼のCDを聴きました。
コロナ自粛以来、私は「20世紀の大ピアニスト」という全200枚のシリーズを少しづつ聴き直しておりまして、その中の一人なのです。
特にシューマンの幻想曲、ショパンのソナタ第3番、シュトラウス=ゴドフスキのこうもりの主題による交響的変容など、改めてその才能に感動しました。
フレイレといえば、一頃アルゲリッチと組んだ2台ピアノで活躍してましたね。
その時はアルゲリッチのカリスマ性を優しく支える存在にも見えましたが、実は彼女にも勝るとも劣らない天才だといっても過言ではないでしょう。
私は大学生の時に彼のリサイタルを聴き、感動のあまり楽屋までお邪魔してサインをしてもらったことがあります。
普段私がサインを求めることはほとんどないのですが、矢も楯もたまらなかったのでしょう。
その時たまたま持っていたショパンのポロネーズの楽譜に(当日演奏した曲ではないのに)親切にサインをしてくださった時の笑顔が、今でも昨日のことのように思い出されます。
もちろんその楽譜は今も大切に使っています。(森直紀)
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