音楽を楽しんでいることが伝わる演奏

人生の半ばを過ぎた夫の感想

付け加えますと、夫は全くの趣味で
ピアノ、トランペット、トロンボーン
の経験があり、あくまで経験のみです。

大学時代は合唱サークルで過ごし
バッハを敬愛しています。
ジャズも好きで、ジャズピアノの
レッスンを受け、挫折した経験もあり。

趣味が音楽と言えばよいのでしょうか。

「若い時は、演奏が上手いかどうかで
上手な演奏がよかったのだけれど、
最近、演奏が上手いかどうかより、
音楽することを楽しんでいるかどうか
になってるんだよね。

youtubeで音程あまり良くない演奏でも
表情とかから、歌うこと、音楽することを
楽しんでいるだなぁと伝わってくると

それで感動したりする。そういう演奏を
聴きたいなぁと思うようになった」

それを聞いていたチェロを習っている
中学２年の息子
現在のところ絶対音感が彼の音楽の全て

「それ有り得ない。音程合ってないと。
そいうことで感動するのは、
結局、年をとったということでしょ。」

２人の会話を聞きながら・・・
私のピアノの生徒さんには、

「本人が音楽を楽しんでいることが
聴いている人に伝わるピアノを
弾けるようになって欲しい、
そういう方向でレッスンをして行こう」

と思ったのでした。